大家族･石田家の隼司がグレまくり!? 母親や番組スタッフに暴言連発

数ある大家族シリーズの中でも､最も古くから日本テレビ系で取り上げられていたのが､7男2女11人の大家族･石田家｡
1997年に初登場､2002年に母親･石田千恵子が大腸ガンを患い家族は危機に面した｡病気が完治して数年経った2006年には長男･石田孝之が結婚､2009年に長女･穂華ちゃんを授かっている｡

取材開始から14年が経過し､9人の子供達も見違えるほど成長を遂げた｡
長男の石田孝之はシステムエンジニアとして働き30歳を迎えた既婚者｡次男の石田和寛は自衛官に勤めて9年目｡長女の石田奈緒子は32歳になった｡次女の石田芽衣子は市役所勤務の29歳｡三男の石田光央はTVカメラマンに就職するも退社済み｡四男の石田智広は製鉄所勤務｡五男の石田元基はゲームクリエイターを目指す大学生に｡早いことに2011年1月成人式を済ませている｡六男の石田有志は高校を卒業した今も取材拒否を継続中｡

2011年現在一家が最も手を焼く存在なのは､末っ子七男の石田隼司｡高校に進学して髪の毛を金髪に染め､見た目は完全にヤンキー｡反抗期真っ盛りで母親にも常に上から目線｡番組取材スタッフにも取材を拒否し｢今井(※スタッフ名)NGだからどっか行け｣と呼び捨てで汚い言葉を吐き捨てる｡
金髪とピアスは夏休み限定という話らしい｡一応9月になると髪の色は落ち着いていた｡

『大家族石田さんチが大騒ぎ!!』が日本テレビ系で放送開始した頃､隼司はまだ1歳の赤ん坊｡
末っ子だからと言わず母親はキッチリ教育熱心に彼を育てるも､兄姉達からは関節技をかけられたりオモチャのように扱われてきた｡

小学校低学年になると夏休みの宿題をやらず母親に激怒され､猛反発する隼司の姿がカメラに映っていた｡
体も大きくなり始め､兄弟喧嘩は本気でパンチで殴り合う｡兄に殴られては｢アイツ絶対殺してやる!｣とわめき､また母親に怒られる日が続いた｡

"子育ては格闘技生きるか死ぬか"と名言を残した母親でさえ､"ワーストワン"と言わしめる隼司｡
中学生になると､｢(数学の)証明とか何なんだよ､使ってんのかよ､バカチクショー!｣と言葉遣いは年々悪化するばかり｡学校の宿題を母親が代わりにやる始末｡
受験を目前に控えても､自分はこたつの中に潜り宿題をやらせている母親に｢うるせーメガネ｣と暴言を吐く｡

それでも母親は､なんとか普通高校に合格した彼を､毎日学校まで送り迎えしている｡
ワル友の同級生も一緒に､だ｡ヤンキーながら学校へはちゃんと通っている｡というより､送り迎えされているから必然的に行く事になるのであるが｡

カメラがあると反抗的な態度ばかりが目立つ｡しかし場所を離れて二人っきりになると､元美容師だった母親に髪型の相談をしたりと､親子らしい一面も覗かせる｡
1歳からカメラに撮られる生活を送ってきたため､家族の中で誰よりもカメラ慣れしているのも隼司なのだ｡

何度息子に逆ギレされようが決して子育てという"格闘技"から背を向けなかった母親の努力は､近い将来必ず実を結ぶに違いない｡

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