木村拓哉･香取慎吾･中居正広がクズだと思った芸能人は誰!?

12月19日､日本テレビ系にて毎年年末恒例特番『さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマスSP』が放送された｡

第16回目となる今年度は､｢禁断の質問｣をテーマに､明石家さんま及びSMAP相手に普段は決して質問出来ない内容を生放送で回答してもらう企画が展開｡

同番組でSMAPと初絡みとなったマツコ･デラックスが｢皆さんのうち"波動砲"がデカイの誰?｣と下半身事情に迫る質問をぶつけたかと思えば､楽しんごは掟破りの｢この中で1人キスをさせてくれますか?｣と公開キスをせがみ､一夜にして香取慎吾と稲垣吾郎の唇を掻っ攫うなど例年以上に場が荒れたが､最も反響を呼んだのは有吉弘行が質問した｢今年コイツはクズだなと思った芸能人は?｣だった｡

まず明石家さんまは､金のことばかり考えているとの理由で島田紳助の名を挙げる｡
しかし二人は同期の仲｡
今年のフジテレビ系『26時間テレビ』内の｢さんま･中居の今夜も眠れない｣で共演し､喧嘩口調ながらも仲睦まじげな一面を見せていたのは記憶に新しい｡

中居正広らに納得がいかないとイチャモンをつけられると､明石家さんまは売れる前自分のことをずっと"いわし君"とからかっていた日本テレビのプロデューサーが嫌いだったと話した｡

このキワドイ質問にSMAPから先陣を切って回答したのが､木村拓哉｡
クズだと思う理由を､稽古中に小道具で殴られたことを根に持っているとするその人物とは､演出家･映画監督の蜷川幸雄である｡

木村拓哉は1989年､蜷川幸雄出演の舞台｢盲導犬｣に出演した｡
彼は当時10代後半だった木村拓哉を激しい稽古で追い詰め､精神的にボコボコにしたことは知る人ぞ知る話｡
蜷川幸雄にとっては"愛のムチ"だったのかもしれないが､少年だった木村拓哉には屈辱的だったのだろう｡

SMAPエースの衝撃暴露に勢いづいたのか続けて草なぎ剛は実名をそのまま告白｡
しかし挙がった名はテレビ朝日系『ぷっすま』で度々登場する江頭2:50｡
誰がどう見ても草なぎ剛･ユースケサンタマリアと江頭2:50は仲良し｡
"ライトなクズ"とことわりは入れていたものの､これはあえなく却下された｡

香取慎吾は木村拓哉と同じくカフ(音消し装置)を用いた上で視聴者･観客にバレないよう回答｡
理由は本職が何だか分からないからだといい､時折モデルのポーズを彷彿させる動きを見せる｡
本人いわく"ちょっと嫌い"とのことだが､この人物はどうやら南海キャンディーズ･しずちゃんのようだ｡

しずちゃんは本業であるお笑い芸人としての仕事はさておき､ボクシングで日本王者になりオリンピックを目指すなど､相方･山ちゃんもいつ彼女が芸人を辞めるか心配している｡
香取慎吾がポーズを取るたびにひな壇芸人達が｢誰だか分かる!｣と突っ込んでいたのも､しずちゃんが漫才の時モデルの決めポーズのような動きを見せることを知った上での発言である｡

そして中居正広は､とある番組で17･8歳の時コントを一生懸命やっていたのにオチを取られたとメチャメチャ怒られたという人物の名を口にする｡
有吉弘行が｢接点無さそうだけどなー｣と言い吉本芸人が返す言葉に困るその人物とは､桂三枝と思われる｡

フジテレビ系『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』で共演した時､コントのオチを中居正広が持って行ってしまった過去があり､桂三枝は数々の芸人に説教を怒鳴り散らしてきたことで知られる｡明石家さんまもその内の一人｡
桂三枝と明石家さんまは『ヤングおー!おー!』等で共演していた経歴もあるため､代理で謝ったのだろう｡

まさかの大物の名が飛び出した中､最後の最後で稲垣吾郎は対面に座っていたサバンナ･高橋茂雄を名指しで｢イライラする｣と言い放ち､この質問コーナーは幕を下ろした｡

身を削って｢禁断の質問｣に答え続けたSMAPだったが､ある意味今後が最も心配なのは稲垣吾郎だ｡
今回のキス連発をキッカケに変な方向に目覚めない事を祈りたい｡

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