尾木ママがオネエ口調になったキッカケ! 普段見せない満身創痍な一面も明らかに!

2011年は昨年にも増して､尾木ママ(本名:尾木直樹)の姿をテレビで見る機会が増加している｡
フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』で人気に火がついた彼も､今や日本テレビやTBSの情報番組でもコメンテーターとしてレギュラー出演｡

2010年は池上彰が"視聴率男"として各局から引っ張りだこだったのは記憶に新しいところ｡
その枠の座に就くべき注目株として尾木ママは多数のオファーが寄せられ､多い日で一日3本の番組収録に勤しんでいるという｡

彼の場合､バラエティー出演といえども､勿論純粋なトークバラエティー等に出演することもあるが､日本テレビ系『コレってアリですか?』や『ホンマでっか!?TV』といった子供達が観る時間帯の番組でモンスターペアレントに関する特集を組み､問題提起を起こし世に警鐘を鳴らすような教育評論家の立場を忘れない姿勢にも好感が持てる｡

そして肩の力を抜いた瞬間､急に表情が緩みオネエ口調が飛び出すのだから､親子三世代に親しまれる存在に選ばれるのも納得だ｡ついには5月8日､TBS系『情熱大陸』でも尾木ママの特集が組まれた｡

尾木ママは大学卒業後､高校･中学教師を歴任｡
体調を崩し47歳で教壇を降りるまで､20年以上に渡り教育現場に携わった｡
彼は教育界では名の知れた存在で､ドラマ『3年B組金八先生』のモデルとして取材が来たほど｡

その彼が教師として最も大切にしてきた事柄の一つが､生徒との信頼関係｡
30年程前､当時としては画期的だった学級通信の発行を始める｡
仕事が終わった夜か翌日の早朝､尾木ママは毎日わら半紙に原稿を刷って生徒に手渡していた｡
通算発行部数は4000号にも及ぶのだとか｡

女子生徒とは､交換日記も行った｡
通常､担任を持つクラスの生徒とプライベート的交流を図るのは異例とも言える｡
しかし彼は毎回毎回熱心に日記を書き続けた｡女子生徒と良い意味で距離を近づけられるように･･･気付けばオネエ口調が染み付いたいたそうだ｡

テレビでは常に明るく振舞う尾木ママも､狭心症という心臓病を抱えており､突然発作が起きてしまう｡
教師の現場から離れた原因も､狭心症により教壇に立ち続けるのが厳しくなってきたからだった｡
定期的に病院に通い､体調管理にも予断を許さない状況である｡

御年64歳の尾木ママ｡まだまだ元気､とはいかず日々自分の体調と向き合いながら､教育問題とも体当たりでぶつかり続けるそのエネルギーは､｢日本には可哀想な子が多すぎる｣と日本の教育問題･生活環境を必ず改善させるという強い意志そのもの｡

時代の移り変わりと共に子供達の生き方にも大きな変化が訪れている昨今｡
日本に不幸な子どもがいる限り､尾木ママはどこまでも問題解決に奮闘していくことだろう｡

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