異色のアイドル･SKE48秦佐和子の素顔が判明! 人柄が一変する瞬間とは!?

今年2月放送のテレビ東京系『週刊AKB』で一躍注目を浴びたSKE48チームK2･秦佐和子｡
未だ謎めいた面ばかりの彼女に､同番組では密着取材を敢行｡本当の秦佐和子とはいかなる人物なのか､4月22日放送回でその本性に迫った｡

取材のカメラが劇場公演終了後彼女に迫ると､非常に低姿勢な挨拶で出迎える｡
密着すると伝えておきながら早速翌日スタジオ入り前の彼女を撮ろうとしてもカメラから逃げるように急いで建物の中に入ってしまった｡

テレビ番組の収録で座り位置は指定なく本人達の自由だと言われると､秦佐和子が選んだ場所はカメラに映りにくい後列の最右｡
他のメンバーに話を訊くと､皆口を揃えて｢カメラが嫌い｣だと明言する｡

秦佐和子と一番仲が良いというSKE48チームS･須田亜香里は彼女をルービックキューブに例え､答えを出そうと思うほど､つまり知れば知るほど分からなくなるけど興味をそそられる存在だと説明した｡
SKE48のメンバー､石田安奈･向田茉夏･山田澪花･赤枝里々奈の4人も交えて､インタビューに応じる秦佐和子の様子を隠しカメラで撮影し､彼女独特のキャラクターがホンモノなのかキャラ作りなのかを検証することに｡

｢引き出しのない人間なのであまり面白く無いと思うんですけど･･･｣
早速いつもの謙遜した発言が飛び出し､俯いたまま表情もどこか虚ろ｡
しかしインタビュアーが好きな食べ物を訊ねると､笑顔で｢カレー･ホワイトチョコレート･パイナップルの缶詰･白いご飯･鮭｣と回答｡
さらに好きな事があるかとの質問では､目の色を変えて鞄の中を漁りだし､彼女が大好きな宝塚の男役スター･蘭寿とむの写真を取り出した｡
蘭寿とむが出演する作品で特に好きな場面なら曲さえ流れれば音声が切ってあっても全てアテレコすることができるぐらい好きだという｡

彼女の夢の一つとして声優になることに憧れを抱いており､普段の細い線のような声とは180度違った男っぽい声や太った人の声も出来､実際披露するとイメージどおりの声を出せていた｡
若干恥ずかしそうではあったが､自分の好きなジャンルの話になるとテンションがあがり､羞恥心もいくらか消え去るようだ｡

そしていよいよインタビュアーも核心に迫り､何故カメラが嫌いなのか訊ねる｡
だが､｢根底にあるのは自分に自信がない･･･｡容姿的なものも勿論ありますし､面白いことも･･･ダメなんです､すみません｣とさっきまで意気揚々と宝塚や声優について話していたテンションはどこへやら｡
すっかり元の秦佐和子へと逆戻りしてしまった｡

インタビュー終了後直接本人に話を訊いてみると､｢大阪人なので振られるとやってしまう｣というまさかのフリを口にしてしまい他のメンバーから踊るよう煽られると､蘭寿とむの｢ファンキーサンシャイン｣を即興で再現｡
見違えたように明るい表情と手足を思いっきり動かした踊りを披露してその場を沸かせたが､踊り終わった瞬間｢私ごときがやった方が(宝塚の人が)ショックなのでは･･･｣とまたもや一人で凹んでいた｡

ひと際浮き沈みが激しい性格だと今回の特集で明らかになり､オドオドした部分だけでなくその裏に隠された明るい一面も垣間見ることが出来た｡
SKE48を"明日を迎える糧"だと答え､例えカメラが嫌いでも､毎回大阪府から新幹線で片道2時間かかろうとも､今の秦佐和子にとってSKE48がかけがえの無いものであることは間違いなさそうだ｡

アニメ声優や宝塚関係といった今までにない新ジャンルの仕事が舞い込めば､120%フルパワーの彼女の実力が発揮されきっと良いモノが生まれるはず｡
全身を包みこむ大きな殻を破る日が待ち遠しくて仕方が無い｡

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