SKE48高柳明音､｢次の総選挙は出ない｣と決意表明!

史上初の立候補制が導入された､｢AKB48 32thシングル選抜総選挙｣｡最終的に246名の現役メンバー及び一部のOGメンバーが立候補した｡各々が出馬するかしないか選択出来るとあって､SKE48の向田茉夏や佐藤聖羅のように､敢えて出馬しない意向を示す者もいた｡ギリギリまで判断を悩んだメンバーも多い｡SKE48チームK2リーダー･高柳明音も､非常に苦悩した一人だった｡

｢高柳明音､よろしくお願いします!｣と題し､総選挙への意気込みを綴った5月7日のブログエントリーにて､高柳明音は
｢今年の衣装はSKE48『この日のチャイムを忘れない』の特典DVD 63人MV撮影で私のために作ってくださった､かわいいかわいい鳥さんの衣装(*^_^*)♪ 去年はマジカルラジオの衣装を着て真面目に話をしましただけど私はやっぱり普通じゃつまらないなぁと思ったのです｣
とアピールコメント動画の衣装に関して説明｡ファンが求めているであろう､自分の個性に溢れた衣装を着ようと決めた｡

また､立候補制に変わった点については､
｢私は11人の卒業がなかったら立候補していなかったかもしれません｡たくさんのメンバーの卒業を見送って去りゆく先輩方の背中を見て夢を追う後輩の背中を見て微力かもしれないけどSKE48を支えなくてはと思いました｡｣
と､メンバーの大量離脱が大きな影響を与えたと告白｡
同じチームだった小木曽汐莉･秦佐和子･赤枝里々奈の3人が卒業､さらに矢神久美らチームS所属の1期生4人もグループを去る｡SKE48が激動の時期､
｢出ないという選択肢はありませんでした｡｣
と決断した｡

｢今の私は次世代でもない世代とも言えない正直微妙な位置にいると思います引っ張るものとして認めてもらえなかったのか? 引っ張る者になれないのなら私は支えようと思いました『SKE48はまだまだこれからなんだ｡』想いをこの総選挙で私の存在で見せたいと思いました｣
と､今の自分の立ち位置を客観的に捉えて納得いかない部分があることを暗示｡さらに､
｢私は来年総選挙があったとして立候補制だったとしたらきっと出ません｡去年アンダーガールズに皆さんの力で入れて頂いてからこの1年私はその結果で変わったことはほとんどありませんでした｣
と､沢山のファンの力で第24位にランクインするも､前述の通り存在価値を十分認めてもらえなかった悔しさが強く残っている様子｡

既に2014年以降､総選挙に出馬しなかった場合の目標も掲げている｡
｢来年はファンの皆さんを自分の舞台に1つでも多くお招きできるようになりたいなって目標を持つようになりました｡どんなに小さなものでもいい私が確実に輝ける場所､モノをお届けしたいと総選挙があるからこそ持てた目標です｡｣

｢一緒に最後の戦い明るく､楽しんでいきましょう!｣
と文章の締めくくりに書いている事から､高柳明音の決意は固い｡総選挙で大金を使い票を入れてもらうよりも､沢山のイベントに来てもらったほうが､自分とファンどちらにも有益だと考えている｡
本当に最後になるかもしれない､高柳明音にとってのAKB48選抜総選挙｡念願のシングル選抜入り達成なるか｡

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