｢嵐の宿題くん｣が土10のエンタ枠へ移動､司会は小倉をクビにして宮根誠司へ!?

これまで日本テレビ毎週土曜10時に放送されていた『エンタの神様』が2010年3月をもって打ち切りになることが確実になり､後釜として深夜帯で人気を博している『嵐の宿題くん』がゴールデン進出する方向で決定した､と東京スポーツが報じた｡

しかも､小倉智昭の務めていた役をゴールデン進出後は宮根誠司に交代するというから､小倉智昭が黙っているはずが無い｡

宮根誠司は､"浪速のみのもんた"と呼ばれ､朝日放送の『おはよう朝日です』･読売テレビ『ミヤネ屋』などに出演中｡
関西では圧倒的な支持を選ている｡

その宮根誠司が､2010年3月をもって『おはよう朝日です』を降板することが決定的となり､民放キー局では"争奪戦"が勃発していたが､日本テレビがいち早く『嵐の宿題くん』新司会の座に就かせたというのだ｡

この大抜擢の裏には､日本テレビが2010年1月5日に放送した特番『生きるチカラ学ぶTV ミヤネの仰天マネー塾』が視聴率12%を記録｡
｢これで､日テレは宮根を猛プッシュ｡後番組の司会に決まったようです｣と説明するのはとある制作プロ関係者｡

ある制作会社関係者は､｢当初『宿題くん』の司会は『そのまま小倉さんだったら文句ないでしょう』とすんなり決まるはずだった｡ジャニーズの中では共演NGのタレントがざら｡でも､小倉さんは好感を持たれている数少ない司会者の一人なんです｣と語った｡

業界内では､小倉がギャラをディスカウントしてまで出演したのが噂になったほど｡ところが､フタを開けてみれば､ゴールデンに進出したとたんに宮根誠司に交代｡
この判断に､他局の関係者も｢日テレさんも､思い切った｣と感心したそうだ｡

だが､これまで嵐と共に番組の歴史を共に歩んできた小倉智昭が､即座に納得出来るわけもない｡
｢何で降ろされるんだ!?って小倉さんはかなりごねたって話です｡無理もないですよ｣(同関係者)

現在､『エンタの神様』は平均視聴率11～12%だが､1月23日の放送では7.7%という低視聴率を記録してしまった｡

当然､『嵐の宿題くん』はこれより高い視聴率が求められるため､少しでも『エンタの神様』を上回る視聴率が取れる､と踏んでいるのだろう｡
｢昨年、日テレは嵐を1週間で50時間出演させる企画で大成功した｡その嵐を起用して看板番組まで仕立て上げようというんですから､より視聴率を上げられる司会者を起用するというのは当然でしょう｣と話すのはある局内関係者｡

嵐は他に『ひみつの嵐ちゃん!』と『VS嵐』を冠番組として持っており､いずれも平均12～14%､特番時には15%と超える力を備えている｡

もし『嵐の宿題くん』が高視聴率を記録すれば､｢日テレだけでなく他局でも同様の現象が起きるかもしれない｣と某キー局の関係者は予測している｡

だが､そもそも『嵐の宿題くん』のファンからは､"あの深夜帯だからこそ良い"といった声が多いのが事実｡
日本テレビの一方的な編成で､ファン離れが起きなければいいが｡

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