10/19放送､浮気と遺伝子の関係性に関する見解を一挙紹介!

『ホンマでっか!?TV』記念すべき第1回目のレギュラー放送では､｢浮気する男性は生まれつき遺伝子で決まっている!?｣をテーマに､次々と"ホンマでっか"なネタが飛び出した｡

この日通称"ほんまでっ会"のメンバーとして参加したのは､宮崎哲弥(政治経済評論家)､テレンス･リー(軍事評論家)､武田邦彦(環境評論家)､池田清彦(科学評論家)､井上公造(芸能評論家)の5名｡

では早速､番組で紹介された"ホンマでっか!?"な話題を紹介していこう｡

□浮気する男性は生まれつき遺伝子で決まっている!?
→この話は､ねずみの遺伝子が発端で､ねずみには2種類の遺伝子｢乱婚型｣と｢一夫一妻型｣がある｡｢一夫一妻型｣の遺伝子が上手く働いていれば一夫一妻になるのだが､働いていないと乱婚になる｡人間にもこれと同じ遺伝子があり､どっちが結婚生活に良好かという調査が過去に行われた｡それによると､一夫一妻型(正常型)の遺伝子を持つ男性は､結婚生活が良好だったが､｢乱婚型｣(変異型)の遺伝子を持つ男性は､離婚を繰り返したり結婚しなかったりした｡

□遺伝子操作をすれば､浮気癖が治る!?
→池田清彦によると､｢遺伝子のせいで100%浮気するわけではなく､あくまで､確率が高くなるだけ｣
→テレンス･リーいわく､｢ねずみのオスの95%が"乱婚型"の遺伝子を持っている｡こういう話になると､必ず､男が浮気性と言う話になる｡でも､女性にも浮気性がある｣

□女性も遺伝子的に浮気癖を持っている!?
→人間は､男の遺伝子と女の遺伝子を持っており､男の遺伝子は胎盤に｢大きく育て｣と言い聞かせ､女の遺伝子は｢小さく育て｣と言い聞かす｡これは､男の遺伝子は､それぞれの女性に対して､強い子供を作ろうとし､女の遺伝子は､いろんな男性の子を生もうとするので､1人の子にあまりエネルギーを使おうとしないから｡遺伝子的に､女性は子供を作ったら別の男性の子供を身ごもろうとする｡今の子供を生んだら､次はまた別の男性からより強い子供を生みたいと言う本能が働く｡よって浮気癖があるのだ｡

□男女の体の大きさで「一夫一妻」向きか分かる!?
→例えばゾウアザラシは1夫300妻～1000妻と言われている｡ゾウアザラシのオスは､メスよりも体が6～7倍大きい｡人間も多少男性の方が大きいから､理論上は1夫1.2妻ぐらいだと考えられる｡

□浮気をする男性は"牙"で見分けられる!?
→猿は基本的に一夫多妻､鳥類は90%以上が一夫一妻｡哺乳類では狼が一夫一妻｡人間は一夫多妻から一夫一妻に移る間に牙が短くなっていった｡よって歯が出ている人は一夫多妻の傾向にある｡

□ハゲは遺伝する!?
→磯野貴理｢ハゲとかも遺伝とかで決まっていたりするんですか?｣
→宮崎哲弥｢遺伝ですよね｣

□ブツブツも遺伝する!?
→池田清彦｢うん｡｣

□ハゲの男性は精子が多い!?
→ブラマヨ吉田｢こいつ(小杉)は､2泊3人で女の子と宮古島に行った｡その間､ひとりの女の子相手に､8回やった｡｣
→テレンス･リー｢男性ホルモンが強いんですよ｡男性ホルモンが強いと言うことは､いっぱい(精子を)作っていると言うことだから､いっぱい作っているということは､出したいから､浮気もする｡｣

□自分がかかる病気は遺伝子ですぐ分かる!?
→どういう病気にかかる可能性があるかは､分かるようになってきている｡人間の遺伝子は､解析されているから､それを調べるとかかる病気や寿命までわかる｡

□人間の遺伝子は1時間くらいで解析できる!?
→池田清彦｢値段も1万円くらいしかかからない｡しかも､それによって､かなりの事が分かるようになると､将来､自分だけにあった､オーダーメイド医療が可能になる｡例えば､肺がんは､7,8個の遺伝子が関係している｡しかも､その遺伝子すべてが壊れないとガンにならない｡ガンに関する正常な遺伝子が少ないほど､ガンになりやすい｡タバコを年中吸っているのに､ガンにならない人は､生まれつき遺伝子が完璧な状態｡｣

□タバコを吸って長生きする治療法ができる!?
→｢ガンに関する遺伝子が正常な人は､タバコを吸ったほうがストレスが溜まりにくく､長生きできる｡｣

□遺伝子のせいで将来の保険料が高くなる!?
→宮崎哲弥｢気をつけないといけないのは､自分の病気に関する遺伝子情報が手軽に分かるのはいいことだが､この情報を生命保険会社があらかじめ得た場合には､遺伝子の質によって､保険料を高くされてしまう可能性がある｡｣
→池田清彦｢就職差別とか､結婚差別とか､いろいろ面倒な問題が起きる｡｣
→宮崎哲弥｢遺伝子情報は､今後､コアな個人情報になる可能性がある｡｣

□米軍の研究所付近でホタルタヌキが見つかった｡
→テレンス･リー｢遺伝子操作で､光るたぬきや､エラ呼吸する兵士を作り､軍事利用するうわさがある｡今の技術で作れるかどうかは不明だが､そういったことを考えている変態学者は､いくらでもいるだろう｡｣

□人間の腎臓を持つブタが出来る!?
→武田邦彦｢豚の中に､人間の腎臓の遺伝子を入れる｡すると､形は豚だけど､人間の腎臓を持つ豚が出来る｡その豚の腎臓を切り取って､人間に移植することも可能になる｡｣

□ブタと人間は実は臓器が似ている!?
→宮崎哲弥｢豚と人間の内臓はよく似ていて｣
→池田清彦｢アメリカでは､臓器移植用にミニブタを作っている｡ブタの心臓は､人より大きいので､小さいミニブタを作っている｡ブタと人間は､免疫が違うから､遺伝子改良して､人間の免疫に近いブタを作ろうとしている｡｣

□遺伝子操作で体が人間のブタが出来る!?
→武田邦彦｢はじめは､1匹のブタに､人間の腎臓を持たせて､移植したら残りは食べる｡これは､まだいいほうで､腎臓も肝臓も､臓器は全部人間にして､そのうち､皮膚移植もしたいといって､首から下は人間の体で､上だけブタと言うのを作ったら､一匹で全部こと足りる｡はじめは､人間腎臓ブタ､次は､人間内臓ブタ､首から下は全部人間ブタ｡｣

□ブタに代理出産してもらう!?
→池田清彦｢究極は､豚の子宮を利用して､ブタに代理出産してもらう｡すると､女性の人は､楽になる｡｣
→武田邦彦｢ブタに人間の受精卵を入れるんですよ｡｡｣

□核ミサイルのボタンを押す兵士の選び方は!?
→池田清彦｢科学者と言うのは､色々実験をやりたがるが､それをうまく悪用しないようにコントロールする必要がある｡｣
→テレンス･リー｢葉が出たが､核ミサイルの発射スイッチを回すとき､2人で回すんですけど､土壇場になって良心が働いて回せない兵士がいる｡これは､作戦実行の上で困るので､遺伝子レベルで良心を調べる｡｣

□核ボタンを押す兵士は良心がない男!?
→テレンス･リー｢遺伝子レベルで良心を調べて､絶対にスイッチを回せる兵士に担当させる｡1980年代､訓練ではない空気の中で､回せない兵士が多かった｡｣

◆関連ニュース