大塚範一アナ、「めざましテレビ」を当分降板!
朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)の司会を務める大塚範一キャスター(おおつかのりかず=63)が、「急性リンパ性白血病」のため当面の間休養することが6日、分かった。大塚キャスターは10月末、たまたま首に触れた際にしこりのようなものを感じたため、かかりつけの病院で血液検査を受診。
異常が見つかったため精密検査をしたところ、急性リンパ性白血病であることが判明したという。
大塚キャスターは今月2日より、体調不良を理由に番組を休養。
現在は都内の病院に入院中し、抗がん剤を用いた化学療法を受ける準備に入っているとのこと。
すでに首のリンパの腫れは引いており、元気な表情を見せているという。
フジテレビ側は復帰次期について、
「月単位の治療を行う予定で、時期は未定です」
とコメント。
当面の間は同局の伊藤利尋アナウンサー(いとうとしひろ=39)が代役を務める。
東京都江戸川区出身の大塚キャスターは早稲田大学政治経済学部を卒業後、永谷園での営業職を経て、1973年にNHKへ入局。
広島、高松、名古屋と13年間の地方局勤務を経て、1984年に東京へ移り、スポーツ中継などを中心に活躍した。
1994年3月にNHKを退局し、同4月より『めざましテレビ』の司会を担当。
的確なアナウンス力と明るい笑顔で、17年以上もの間、フジテレビの朝の顔を担ってきた。
大塚キャスターはこの日の『めざましテレビ』に、入院先の病院から電話で生出演。
「どうもお休みをいただきまして申し訳ありません。あっという間の入院で、もう6日目になります」
と状況を報告し、
「今日から抗がん剤を入れていきます。厳しい治療になることもあるそうで、暗い気持ちになることもあります。今は元気ですのでギャップが大きいですね」
と率直な心境を明かした。
ただ、声は普段と変わらず元気な様子で、生野陽子アナウンサー(しょうのようこ=27)から、
「今、何が欲しいですか?」
と問われると、
「元気が欲しい。(お見舞いは)若い女性がいい」
と冗談を言う場面も。
さらに、
「めざましのMCとしては笑顔で克服していくしかない。自分の人生を反省しながら、新しいめざましをつくりたい。しばらくお待ち下さい」
と視聴者に呼びかけ、2012年3月〜4月頃の復帰を目指すと話していた。
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