モデル･てんちむ､子役時代の驚愕ギャラ判明! 母との因縁にも決着!

天才美少女子役からヤンキーを経てギャルモデルへと転身した､異色の経歴を持つモデル･てんちむ｡
彼女が小学5年生から中学1年生の間､Eテレ『天才てれびくんMAX』に出演していたのは有名な話｡
2004年度から2006年度の同番組を､同期メンバー･篠原愛実と共に"つぐてんコンビ"の愛称で多くの視聴者に親しまれた｡

てんちむが美少女からヤンキーへ転落の軌跡を辿ってしまった理由の一つとして挙げられるのが､母親との確執｡
まだ幼い少女に､時には本人がやりたくない仕事まで強引に働かせ､娘が稼いだ給料で高級ブランド品を買い漁っていたのだと､てんちむは当時を振り返って語っている｡

華々しき活躍を見せた子と親の間で､当時何が起こっていたのか｡
8月23日に放送されたテレビ東京系『ありえへん∞世界』は､てんちむの子役時代にスポットを当て､確執を解消すべく親子"対談"を実現させた｡

現在､彼女は都内一等地の67平米･1LDKのマンションに住んでいる｡
実家を出る時､母親が子役時代に貯めていたお金と自分の貯金を崩して購入したもので､価格は数千万円に達する｡

このお金は､てんちむが子供ながら苦悩を重ねて稼いだお金｡
『天才てれびくんMAX』で人気を得るために天然キャラを演じ､わざとトボけた発言を言うようにしていたのだ｡
テレビの収録がある日は実家がある栃木県から一人で都内まで来て､一人でホテルにチェックイン｡
財布には常に一万円札が沢山入っていたのだという｡

母親は小学生の娘に､水着写真集の仕事も強要した｡
てんちむは恥ずかしく､どうしても嫌だと拒否しても母親は譲らず､お金の為に娘に一肌脱がせた｡
発売記念握手会にやってきたのは､普通の小学生なら接することはないオタクのオジさんばかり｡
その光景に唖然としながらも､笑顔を貫いて一人一人と握手を行ったこともある｡
この時､｢将来自分はAV女優になるのでは･･･｣と､本気で親に殺意が芽生えたという｡

さらに深い亀裂が入ったのは､てんちむの仕事が増えると同時に､母親が次々と高級ブランドバッグを購入していったこと｡
彼女は当時お金の事について親に訊けなかった｡母親は｢スナックで働いて稼いでお金で買った｣と今まで一向に認めていない｡

次第に不信感を募らせたてんちむの苛立ちがピークに達した時､髪の毛を金髪に染めてピアスを開け､ヤンキーへと変貌を遂げる｡
親へも相談なしに芸能事務所を退社｡家を飛び出してはヤンキー仲間とつるんで遊び呆けていた｡

番組スタッフが同行して数ヶ月ぶりに実家へ戻ると､話はいよいよ本題へ｡
てんちむは今まで一切知らされていなかった､自分の子役時代のギャラを訊ねた｡
すると､母親から｢サラリーマンの月収程度｣と意外な答えが返ってきたのだ｡

母親が次々と高級ブランドバッグを購入していたのは､一千万単位で稼いでいた給料から勝手に使っていたからだと信じて止まなかった｡
ところが実際は､推定25～35万程度｡交通費や宿泊するホテル代も給料から出していた為､実際は殆ど残らなかったという｡

ようやく自分の大きな勘違いに気付いた｡
母親は当時スナックで働いており､買い物は全て己で稼いだ分から捻出して買っていた｡
娘に沢山仕事を与えたのは､金目当てではなく､娘を有名にしたい願望が強かったから｡
僅かに歪んだ愛情が､修復不可能にほど近い親子の亀裂を生んでしまったのだった｡

そしててんちむも､ヤンキー時代外出した際､ただ街でたむろするばかりでなく､亡くなった父親のお墓参りに行っていたそうだ｡

ギャルモデルとして新たなスタートを切った今､子役時代の写真を振り返ると､｢同じ髪型にしても勝てない｡まじ同一人物に見えね～｡｣と語り､将来を真面目に考えて"2012年人類滅亡説"如何でどうするか変わってくると言いながら､｢まーとりあえずギャルやってよーぜ☆ ってか☆ん☆じ☆｣とギャルらしいノリの良さで"今"を満喫している｡

親子の傷が癒え､てんちむがモデルとしてタレントとして一皮剥けた姿に期待したい｡

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