｢EXILE魂｣がAKB48二週連続ゲストで最高視聴率! 秋元康効果も大きい!?

8月14･21日と二週に渡ってAKB48と秋元康をゲストに招いたTBS系『EXILE魂』｡

『EXILE魂』は2011年4月期より番組内容を大幅に変更｡
スタジオでゲストとのトークや｢芸能人が集まるTAKAHIRO美容室｣｢エグザサイズ｣｢イケメン鉄板焼きKEIJI｣等メンバー個人の持ち味にフューチャーしたバラエティー色強い企画メインの構成から､毎週一組の歌手と対談しながら互いのヒット曲をカバーしたり新曲を披露するといった本格的な歌番組へシフトチェンジした｡

今や各音楽番組から引っ張りだこのAKB48も､プロデューサー･秋元康と揃ってテレビ出演するのは珍しい｡
EXILEリーダー･HIROと秋元康が一緒に飲んでいた時話を交わしたそうで､総勢男女30名のアーティストが一堂に会し､秋元康の発言に視線を注いだ｡

4月のリニューアル後､同番組の視聴率は一貫して低迷気味だった｡
プライムタイムながら視聴率10%を突破したのは､マツコ･デラックス(10.2%)と徳永英明(10.3%)の2回のみ｡
最低視聴率はトータス松本をゲストに招いた回で､5.3%まで落ち込んだ｡

14日の第一週､｢これを見れば全てが分かるAKB48講座｣というAKB48初心者向け特集や秋元康による主要メンバー紹介を放送した回で10.3%と2011年度最高視聴率タイに並ぶと､21日の第二週は11.0%まで上昇｡

EXILEが『RISING SUN』を熱唱した他､AKB48が『フライングゲット』『ヒットソングコレクション』で歴代のヒット曲を網羅するロングメドレーを披露したことで､純粋にAKB48の曲を聴きたいファンや､普段あまりAKB48の曲を聴かない人でもボリューム満点のライブに耳を傾けたのかもしれない｡
秋元康がAKB48メンバー個人個人を客観的に分析した批評も､テレビ番組で聞けるのは非常に貴重｡
コアなファンは､むしろ彼の発言を聞きたくてチャンネルを回した人もいるだろう｡

8月24日に発売されたAKB48の『フライングゲット』は､初日売上が100万枚を突破する大記録を打ち立てた｡
AKB48の人気が確固たるものだと証明されると同時に､ブレーンとして彼女たちを管理する秋元康らプロデューサー陣の能力もまた計り知れない高い次元にいるのだと､改めて納得させられる｡

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