元AKB48仁藤萌乃の姉・仁藤夢乃が「とくダネ」出演! 元非行少女のボランティア活動!
2013年4月をもってAKB48を卒業した元メンバーの仁藤萌乃に、顔がそっくりな姉がいることをご存知だろうか。彼女の名は仁藤夢乃。妹より3歳年上で、一般社団法人「Colabo」代表を務めている。その彼女が、7月23日に放送されたフジテレビ系『とくダネ!』に特集された。『とくダネ!』は、東京・秋葉原にて、"JKリフレ"(=女子高生に個室でマッサージをさせる店)が数多く存在する問題を取り上げ、最近"JKリフレ"に変わり"JKお散歩"(=女子高生と一緒に散歩出来る店)が増えてきたと伝えた。
料金は30分5,000円。女子高生と二人で食事や買い物を楽しめるサービスだ。
仁藤夢乃は、「店長に脅され辞められなくなった子もいる。そのうちもっと危険な仕事に就かされることもある」などと話した。
高校を中退して、渋谷の街を徘徊する生活を過ごしていた仁藤夢乃。その頃の体験談を元に綴った著書『難民高校生----絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル』を2013年3月に出版。
大学受験の為通った大検予備校の講師の影響でボランティアに目覚めた。東日本大震災発生後は、宮城県女川町の高校生と「たまげ大福だっちゃ」の販売を企画。自身のブログにて、学園祭で大福を売ってくれる高校・大学を募集したところ、45校から返事があった。売上の一部は被災地への義援金にあてた。
「非行や水商売に走る少女たちの問題は、彼女たちを利用する側の大人たちをどうにかしないとなくならない」と力説する。家庭内や学校だけでは対処出来ない問題もあり、"第三の関係性・第三の居場所"が重要だという。10代少女のこうした問題は、一人一人が形成する社会の問題だと捉えている。
大人の意識が変わらないと、問題の解決は難しい。少女達を悪用する業者など、言語道断である。
家庭にも学校にも周囲にも、頼れる人や相談出来る人がいない少女を救うため、仁藤夢乃はColabo女子高等学院を設立した。そこで、"関係性の貧困"に陥った少女と真正面から向き合い、学び直しの場を提供している。
仁藤夢乃が指摘する通り、我々が少女達の実状に目を向け、意識を高めて救ったあげられる世の中を築きたいものだ。
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