おぎやはぎ･小木博明がとんねるずに全然ハマらないワケ!

芸歴30年を突破したお笑いコンビ･とんねるずが現在抱える唯一の冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』｡
前番組『とんねるずのみなさんのおかげです』から数えると22年以上に渡り木曜21時の枠を守り続けている｡

『みなさんのおかげでした』では､とんねるず他､バナナマン･おぎやはぎ･堀内健など関東を拠点に活動する後輩芸人を慕い率先して番組に起用する｡
レッド吉田･有吉弘行など関西･中国地方の西日本出身者でも､標準語を喋る芸人ばかり｡
次長課長･河本準一は例外的だが､大阪臭漂う者は極力排除する傾向にある｡

中でもバナナマンとおぎやはぎは同番組出演機会が多く､勿論関東芸人の雄としてとんねるずを尊敬するわけであるが､小木博明だけはどうも一向にハマる兆候が無く蚊帳の外扱いされるケースも多い｡

｢モジモジくん｣では丁度『アメトーーク!』の｢梨大好き芸人｣と収録日が重なったこともあり一人だけゲームに参加させてもらえず､｢QQQの休日｣でも彼だけスタジオセットの裏に移動､姿が見えない状態でクイズに参加させられる仕打ちを受けた｡

相方･矢作兼は､プライベートでも石橋貴明の誕生日会に出席したりとかなり気に入られている模様｡
両者の違いはどこにあるのか｡その点について､2月24日放送の同番組で小木博明自身の口から語られた｡

ある日､『みなさんのおかげでした』EP(エグゼクティブ･プロデューサー)の石田弘が小木博明に対し､
｢小木よぉ､貴明はよぉ､×××NGなんだよ｣
と発言したことを暴露｡
ところが肝心の部分が隠されてしまい､OA上ではオチが何なのか視聴者には分からない編集に｡

石田弘から話を聞かされた小木博明も｢そりゃハマらないわ｡｣と納得し､石橋貴明が｢力技でしたね､小木くんの(トーク)は｣とコメントしたその内容は､森山家がNGだと思われる｡
森山良子･森山直太朗いずれも石橋貴明がMCを務めていたTBS系『うたばん』出演経験があるが､いかんせんトークが噛み合わなかった｡

森山直太朗のケースは､彼は彼の芸風･キャラクターを貫くのに対し石橋貴明･中居正広が上手く対応出来ず､出演時トータライザーで｢この3人(石橋･中居･直太朗)で海外旅行に行ってもいいなー｣という質問が出された時､ボタンを押した人はゼロ｡つまり互いに同じ時間を共有したくないと間接的に宣言していた｡

｢力技でしたね｣と石橋貴明がコメントしたのは､小木博明が自分の家族を自虐ネタに持ってきたからであろう｡
番組内でも､矢作兼が"タカさんが一番可愛がっている後輩"とテロップが表示されたのに対し､小木博明は"タカさんに一度もハマったことがない男"と書かれスタッフからも格好の標的のようだが､真の事を言えばこうして定期的に番組に出演しているだけで十分ハマっていると言える｡

小木博明にとっても､変にハマったと公認されるよりは､今のオイシいポジションを維持したいというのが本音ではなかろうか｡

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