戦場カメラマン・渡部陽一が明かす、確実に戦場にたどりつける技術とは!?
大学生時代から戦場へと足を運び、己のカメラで取材を続け、これまでに延べ130ヶ国以上を訪れたという戦場カメラマン・渡部陽一。戦場カメラマン歴は17年。コソボ紛争・ソマリア内戦・イラク戦争など数多くの話題となった地へ足を踏み入れてきた彼の話は、喋り方こそ独特で笑いを誘う要素もあるが、内容は非常に深い。
2010年頃から彼をテレビで見る機会が増えたが、それは世界各国を訪れるために必要な活動費を稼ぐ目的もあるという。
そんな渡部陽一が、9月6日放送の日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演し、"戦場へたどり着く技術"について明かした。
いざ戦争が開始すると、兵士たちが不審者を次々と検問するようになり、場合によっては30箇所以上の検問をくぐり抜けなくては戦場へとたどり着けない。
彼が身の危険を省みず戦場へ向かう理由、それは戦場の様子をいくら口で伝えようとしても限界があると大学生時代に悟った事。だからこそ、最も危険な場所へ行かなければ意味が無いのだ。
そこで渡部陽一は、戦場へ確実へたどり着く術を生み出した。
「毎日、日本にある各国の大使館に連絡する」
言葉だけ聞くと、いたって単純なのだが、情勢が不安定な国の大使館に
「今度、子供が生まれるんです」
と伝える。
相手方には家族を大切にしている人物だと思われ、信頼を得られる。
信頼を得られると、検問を安全に通れる「通行証」を手に入れることが出来るというのだ。
しかし、テレビでプチブレイクを果たしたからか、ちょっと心配な話題も飛び込んできた。
サスペンス映画『リミット』劇場予告編に登場し、お馴染みの服装で、
「衝撃の映像を見てしまいました。凄い映画です」
と観客に語りかけるという。
「普段は僕は撮影する側ですが、撮られる側がどういった気持ちになるか、とてもよく分かりました。カメラを意識しないというのが、いかに難しいのかも分かりました」(引用:スポニチアネックス)
と渡部陽一はコメントしていたそうだが、資金を捻出するためのタレント活動が思わぬ方向に逸れてしまわないかと心配になってしまう。
本人はあくまで"自分はカメラマン"だと自覚しているので、ひとまずは安心といったところ。
とはいえ、彼のブレイクに肖りたい悪い大人達に心を奪われなければいいが・・・
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