オードリー･若林正恭､AKB48との共演で｢写真と実物は違う｡空気が恐い｣

5月30日､日本テレビ系で羽鳥慎一アナウンサーとオードリー･若林正恭が番組進行役を務めAKB48が"学校では教えてくれない"事に実際に挑戦して調査するバラエティー番組『なるほどハイスクール』が放送された｡

同番組では､｢携帯電話の電波は地上何メートルから繋がるのか｣｢サイゼリアは何故あんなに安いのか｣｢ドラム缶でアイスクリームは作れるか｣など､我々視聴者の生活にも身近な事柄を題材に体当たり実験を敢行｡
宮澤佐江は地上3000mからのスカイダイビングに挑み､高城亜樹･指原莉乃はサイゼリアの店舗で実際にバイトをして安さの秘密を解き明かした｡

今回放送分の評価云々によっては､また次回以降もOAがあるかもしれないが､MCを担当した若林正恭は過去AKB48のメンバーとは3･4人一緒に仕事をしたことはあったものの10数名の選抜メンバーとの共演は無くシドロモドロしていたようだ｡
収録時の心境を､オードリーが出演するラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』で語っていた｡

まず､何故AKB48と親交が深い南海キャンディーズ･山里亮太やスピードワゴン･小沢一敬等ではなく自分がMCに選ばれたかについて､
｢演出の人が『AKB48に興味が無いっていう人をキャスティングしたかったんですけど､そうしたら若林くんが一番興味ないだろうなって話になったんです』って言われた｣という｡

確かに若林正恭はあまりAKB48に興味は無かったが､さすがに共演するとなれば名前も知らないのは失礼だろうということで､全員の名前を覚えようと努力した｡
｢写真が載っている一覧表で､20人くらいの子たちの名前を必死になって覚えた｡テスト勉強みたいな感じでしたね｡｣

こうしてなんとか全員の名前を記憶して収録に臨んだが､いざ本番が始まると記憶が全部飛んでしまったそう｡
｢本番が始まったら皆､笑顔になったんですよ｡そうしたら､写真と実物がオーバーラップしなくて｡(胸に付けた)名札を確認してから振るわけにもいかないから｡やっぱり､宣材写真と実物って違うものだね｡｣

さらに若林正恭は､メンバーの大半が10代のAKB48に対し､一種の恐怖心を感じていたようである｡
｢エネルギーに気圧されちゃったんですよ｡どういうスタンスで接したらいいのかも分からなくて｡(一部略)10代後半の女の子って､何を言ってくるのか分からない空気が恐いな｡俺が傷つくことを急に言いそう｡｣

まだバラエティー番組に出慣れていないメンバーもいるのも一つあるだろうが､極度の人見知りである彼にとっては年が離れた女の子たちと長時間共にするのは並大抵の事ではないのであろう｡

そこで若林正恭は､テレビ朝日系『学生才能発掘バラエティ学生 HEROES!』で同じく10代の子と共演している相方･春日俊彰に年下との接し方について話を持ち掛けた｡

春日俊彰は､｢スベって罵られるみたいな感じになってるが､(実際は)あえてイジらせているんです｡｣と秘訣を伝授｡
しかし､｢お前(春日)が自分を良い兄貴だって思っている感じが気持ち悪い｣と､若林正恭いわく"兄貴の引き出し"をこっぴどく批判されるハメに｡

とトークは冴えたものの結局若い子への対策は講じることが出来なかった若林正恭｡次回AKB48と共演する時には､名前ぐらいしっかり記憶して収録に臨んで欲しいところである｡

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