3/8放送、寿命を延ばす方法や若返るエキスについてに関する見解を一挙紹介!
第18回目の放送では、に関する様々な"ホンマでっか?!"なネタが登場した。この日の通称"ほんまでっ会"のメンバーとして参加したのは、池田清彦(科学評論家)、テレンス・リー(軍事評論家)、武田邦彦(環境評論家)、木村知史(美容外科医)、澤口俊之(脳科学評論家)の5名。
それでは、番組で飛び交った"ホンマでっか?!"な話題を紹介していこう♪
■20歳のときから5キロ以上やせると死亡率が高くなる?!
池田清彦「これは、厚生労働省の調査なんだよね。40〜69歳の男女9万人を調査した。20歳の体重より、5キロやせた人、同じ人、太った人のうち、男性は、5キロ太った人が一番長生きした。男女ともに、5キロやせた人は、死亡率が高かった。太ったほうがいいと言うのは、統計的に明らか。」
■やせるより適度に太るほうが長生き?!
池田清彦「太ったほうがいいと言うのは、統計的に明らか。健康な人は、食欲があるから、健康でない人は、食べることが出来ないから、無理に太れば、寿命が延びるわけでもない。」
■コレステロール値の高い人は長生きする?!
池田清彦「コレステロール、血圧は、高いほうが良くないと思っているかもしれないけど、そんなことはなくて、コレステロールなんか、180以下の人は、ガンで死ぬ率が圧倒的に高くなる。220以上は、異常だと言っているが、統計的に調べると250くらいの人が一番長生きする。」
池田清彦「血圧も160〜180くらいまでは、ほとんど死亡率が変わらない。ここから高くなると、まずいけどね。あんまり気にしないほうがいい。」
■11歳までに寿命が決まる?!
澤口俊之「ざっくりこれだけ言って帰ってもいいくらいなんですけど、寿命の長さは、11歳くらいで決まっている。11歳の時のIQが高いと、長生きすると言うデータがある。11歳くらいのときのIQは、将来あまり変わらないので、11歳のときのIQでその人の寿命が予測できる。
■幼少期の食事で太りやすさが決まる?!
澤口俊之「もうひとつは、幼少期です。幼少期の乳児期に、メタボリックインプリンティング、他の言い方をすれば、メタボの刷り込み。刷り込みと言うのは、一番最初に見た動くものを親と思う現象。それと同じように、幼少期の食生活その他で、脂肪の燃焼などの代謝系が刷り込まれてしまう。生まれてからの、母乳だとか、炭水化物の取りすぎだとか・・・。そのときに母乳で育てなかったり、離乳食に炭水化物が多いと、刷り込まれてしまうので、大人になってからダイエットが難しくなってしまう。また、太っている人は、食べることの脳活動が、常に活発な状態。」
■妊娠中も子どもが太るか決まる?!
池田清彦「第二次世界大戦中にオランダで食糧が無くなってしまった。そのときに妊娠していた女の人は、全然食わなかったでしょ。9ヶ月くらいたって、ナチスが敗れて、いっぱい食い物が来た。なので、そのとき生まれた子供は、すごい肥満児になった。おそらく、お母さんの栄養状態が悪いと、それがお子さんに刷り込まれて、非常な肥満児になる。妊娠中にかなりの部分が決まる。なので、どんなものを食べて、子どもを育てるかは重要。」
■2007年にダイエットが寿命を延ばすと判明?!
澤口俊之「体重に関しては、遺伝50%。身長は、遺伝80%。ダイエットの関係で、2007年から重要なことがわかっている。ダイエットは悪いと思いがちだが、ある程度のダイエットは、長生きを導く。イースト菌の遺伝子を解析し、分かってきたことで、その菌の遺伝子と人間の遺伝子を比較すると、ダイエットが寿命を延ばすことが分かってきた。」
■内臓を休めると寿命が延びる?!
テレンス・リー「よく言われているのがですね、体重の増減ではなくて、週末の断食道場とかあるじゃないですか。定期的に内臓を休めることなんですよ。食べ物をとると、内臓に負担がかかり、寿命が縮まるとされている。食生活の改善で寿命は延びたが、成人病などの死亡率は高くなっている。」
武田邦彦「今から80年前は、平均寿命が男女とも45歳だった。現在は82歳。となると、80年たつと40歳平均寿命が延びる。自分が1歳生きると、だんだん、先が長くなって、もっと長生きになる。」
■人間の寿命の限界は120歳?!
池田清彦「人間の寿命は、どんどん延びてくるんだけど、上限が決まっていて、120歳以上は、まず生きないですね。一番長生きした人は、122歳。ジャンヌ・カルマンさん(フランス)。だいたい、115歳くらいで長く生きてもなくなってしまう。原因のひとつは、テロメア。テロメアは、50回くらい分裂するとなくなってしまう。それに要するのは、120年。もうひとつは、神経細胞は、細胞分裂しない。なので、神経細胞に老廃物がたまり、次第に壊れてしまう。壊れる限界が120年。」
■生物の寿命は振り返る回数で決められてる?!
武田邦彦「例えば、象とか大きい動物は長く生きるわけ。亀は1000年とか言われてるでしょ。かわいそうに蜂とかそういう動物は、1年くらいしか生きられない。かげろうは一瞬。でも、神様は平等で、大きな動物は、1回振り返るのに時間がかかる。ネズミなんかは、ぴゅっと回る。簡単に言うと、生涯で振り返る回数が同じように寿命が決まっている。振り返る回数など行動回数が多い動物は早く死ぬ。」
■アメリカに14日間の「長生きプログラム」?!
澤口俊之「長生きの方法として、食べ物だとか、脳の活動を変えたりして、14日間の長生きプログラムがすでに出来ているんです。いわば、断食と言った感じでしょうか。修行みたいな。食事を制限し、脳の活動を変える。プログラムを受けた人が今後どうなるかは分からないが、実施後の脳を見ると、長生きする脳に変化していた。」
■脳を見れば長生きするかが分かる?!
明石家さんま「パネラーの脳を見たら、長生きする脳か分かりますか?」
澤口俊之「わかりますよ。」
澤口俊之「現在は、脳が寿命をコントロールすると言う考え方が主流なんです。」
■胎盤エキスで若返る?!
木村知史「脳のプログラムとか言われているのも、普通の人がどうやってやるんだという話になるんですけど、私は、美容の仕事をしていますので、患者様には、『プラセンタ(胎盤エキス)を毎週打ってください。』と言っている。クリニックで打つと、1回2000円が相場。胎児は、受精卵という砂粒よりも小さいのが、10ヶ月もすれば、3000kgになるわけで、細胞を作る働きが胎盤にある。本来、産婦人科で捨てられる胎盤を製薬会社が持ち帰り、エキスの原料にする。それを打つことで、自分の体内に胎盤を取り込むことが出来る。それによって、胎児環境に持ってくる。まさか、お母さんの子宮にいまさら入るわけに行かないので・・・。」
■胎盤エキスで美肌+発毛?!
木村知史「また、胎児環境になると、細胞をよみがえらせる働きがある。なので、『肌がきれいになる。』、『老けにくくなる。』、『毛が生える。』などの効果がある。」
■瞑想すると脳が若返る?!
澤口俊之「脳科学的にいくつか若返りの方法が分かっている。1つは、瞑想です。瞑想することによって、脳が熱くなります。」
小杉竜一「瞑想ってどういう状態ですか?」
澤口俊之、「意識を集中させると言うか。何も考えない。」
■かぼす・ゆず・すだちで若返る?!
テレンス・リー「簡単な方法もあるんですよ。レスベラトロールという物質が長寿を司っている。この物質が、かぼすや、ゆず、すだちにあることが分かった。果汁に多いんですけど、香りでもいいらしい。冬至に入るゆず湯にも若返りの効果がある。」
■逆ウォーキングで若返る?!
テレンス・リー「逆ウォーキングって知ってますか? 後ろ向きで歩くの。あれが若返りに良い。後ろ向きって、普段使わない筋肉を使うため体に良い。」
■満月の光を浴びると若返る?!
テレンス・リー「マリエさん、月光浴は、やってます?」
マリエ「月光浴?」
テレンス・リー、「満月の夜に月光浴をやっている女性は、何歳も若返る。狼男の伝説って満月じゃないですか。男性は、男性ホルモンが出るんですよ。女性は、女性ホルモンが分泌されるので、きれいになる。」
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