未来講師めぐる第5話あらすじ完全版

未来講師めぐる

[第5話]

02/08放送

めぐる（深田恭子）は、彼氏ユーキ（勝地涼）との破局の危機も無事回避、幸せいっぱいだった。しかし、ある日、『太田光アカデミー』に通う生徒の担任教師と教頭が、顔色をかえてアカデミーを訪れる。教育熱心な母親がいて、理不尽なクレームをつけるので、注意したほうがいいと忠告しにきてくれたのだ。いわゆる、モンスターペアレントである。

「モンスター」という言葉に、怪獣のような母親（ジャガー横田）を想像して怯えるめぐる。そこに、モンスター・ゆり子が訪ねてきた。しかし、実物のゆり子（高橋由美子）は、めぐるのイメージとはまったく違い、穏やかな雰囲気の女性…ところが、ゆり子はめぐるに対して、マニキュア、香水、服装のことにまで注文を付け始める。実は、ゆり子と門伝（武田真治）は東大時代の同級生なのだ。

そんな最中、『太田光アカデミー』に更なる危機が。業界最大手の『前進ゼミナール』が近所に進出してきているというのだ。『太田光アカデミー』は大ピンチだ。

ゆり子のクレーマー振りはさらにヒートアップする。そのやかましい文句に、講師たちは閉口…。

翌日、『太田光アカデミー』は『前進ゼミナール』に似せて名称に変えたことを知り、講師陣はあきれ果てる。一方、ゆり子の干渉はさらにパワーアップ。「ユーキと別れろ」「アダルトビデオを見るな」など、理不尽な要求ばかりになる。生徒が減る一方の塾を心配して塾歌を作り、生徒の士気を高めようとした。

音楽祭開催のため練習に励むめぐるたちだったが、集まったのはたったの５人。

「先生、僕も参加していい？」タモツの後には、彼が連れてきた塾生たちがたくさんいた。　「ここの塾で、初めて友達ができたんだ」キラキラした目をしたタモツを見て、めぐるは感動した。そうこうしているうちに、音楽祭ははじまった。

『ぉ前達ァヵデミナール』の塾歌を歌う一同は本当に楽しそう！ところが、そこにゆり子がやってくる！「帰るわよ、タモツ」そんなゆり子に、「タモツくんが、勉強をあんまり好きじゃないのは誰のせいなのか考えてみてほしい」と門伝は言った。「あなたたちになにがわかるの!?」　そんなゆり子に、門伝は、タモツを前進ゼミと平行して、うちの塾にも通わせてほしい。もし、タモツが試験に落ちたら、私も塾長を辞める…と約束してしまう。

満腹になっためぐるは、タモツの20年後を見てしまう。目の前のタモツは、まだ浪人生のようだった。そんなタモツを見て「このままではタモツ君は受験に失敗します！失敗するなら、怒っているのと笑っているのと、どちらがタモツ君のためか考えてほしい！」と必死に訴えてもゆり子は無言だった。

タモツは、めぐると一緒に塾に戻ることを選ぶ。数日後…20年後のゆり子からメールが来る。

「ようやく息子が博士号を取得しました」

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ｷｬｽﾄ

吉田めぐる / 深田恭子(ふかだきょうこ)
生まれつきの才能（!?)が24歳の誕生日に一気に開花。なんと「満腹になると人の20年後が見えてしまう」のだ。でも、その才能を生かして(!?)、めぐるは仕事に恋にガンバル。

祖父・吉田中吉（地井武男）とふたり暮らし。父・吉田はまる（船越英一郎）は事業に失敗して蒸発していたが、最近になって突然、めぐるの周囲に現れる。
海老沢ユーキ（勝地涼）というホットドック屋でアルバイトをする恋人がいるが、20年後の彼の姿を見てしまい、ちょっとショック…。

海老沢ユーキ / 勝地涼(かつぢりょう)
カワイイめぐるちゃんの恋人。23歳。ホットドック屋でアルバイトをしている。一見おバカ風だが、中身もちょっとおバカ(!?)。

木村みちる / 黒川智花(くろかわともか)
東北地方から上京。18歳。吉田めぐる（深田恭子）が勤務している大親切アカデミー（仮）で塾講師のアルバイトをはじめる。カワイイ女の子。彼女の20年後もみちるには見える!?

門伝大 / 武田真治(たけだしんじ)

ユーキ43 / 田口浩正(たぐちひろまさ)

薮中 / 佐藤二朗(さとうじろう)