Not yetが出演する「ヨンパラ」の内容が酷い! 視聴者をナメすぎ!
10月9日よりAKB48の派生ユニット・Not yetが出演するバラエティー番組『ヨンパラ』がTBS系にてスタートした。

大島優子を筆頭に、指原莉乃北原里英横山由依と多忙な4人が同時に揃う時間が取れない事を逆手に取り、別々の場所からPCのskypeカメラを通してゲーム等の企画に挑戦するコンセプトの『ヨンパラ』。
MCに同じ事務所の先輩お笑い芸人・劇団ひとりを起用し、視聴者にはメンバー4人の顔がテレビ画面4等分に映る。
劇団ひとり映像は画面真ん中に縁取られ、指令を出す役割を担う。

Not yet初の冠番組であり、9月いっぱいで打ち切りになった『さしこのくせに』の事実上後番組としてファンの期待も大きかった。
しかし、いざ番組がスタートすると、視聴者の期待など意に介さずと言わんばかりの、低予算ぷりが露骨に目立つ内容構成だったのだ。

最も不評なのは、地デジ完全移行時代に反する映像の画質の悪さ。
skypeカメラは場所ごとの電波にも影され、そもそも地デジレベルと同等の画質は不可能。
初回放送では、車の中からカメラを繋いでいた横山由依が一時回線を切って画面から消える場面もあった。
ただ一人、劇団ひとりが刳り抜かれている部分だけ超高画質という、なんともオマヌケな話である。

電波の良悪で、劇団ひとりの指令が各自の耳に届く時間も異なり、4人がタイミング合わずバラバラで発言するので視聴者は聞き取りにくいこともしばしば。

番組テロップも一般的なテロップと異なり、ニコニコ動画を模倣したような簡素なもの。且つ、「www」といったネット上で使われている言語が用いられている。
意図的にインターネット番組の要素を付したかったのかもしれないが、民放キー局の番組というブランド価値を下げ、安っぽい印象を与える。

現代的な技術を駆使するなら、4人それぞれに担当カメラマンが同行して、4元中継で繋ぐことぐらい容易に可能。
やはり日曜日の深夜枠だからといって、経費をとことん削ったと思われて仕方ない。

さしこのくせに』もだいぶ制作費を削った番組ではあった。『ヨンパラ』はその上を行く。
今を時めく国民的アイドルをここまでぞんざいに扱えるのだから、TBSも大したものだ。
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