関口宏､｢フレンドパーク｣打ち切りで芸能界引退の準備!?

1980年代､俳優業･司会業などマルチに渡る活躍で一週間の出演番組合計視聴率が100%を突破し"視聴率男"の異名を取った関口宏｡

特に1979年にスタートした『クイズ100人に聞きました』はバラエティー史に名を残る名番組として､後世に多大な影響を与えたことは有名だ｡
『クイズ100人に聞きました』から形を変えたのが『東京フレンドパーク』で､同番組は一時期放送枠を移動したものの､それを除けば実に30年以上に渡って月曜19時の枠は関口宏が担ってきたこととなる｡

しかし､『東京フレンドパーク』は2011年3月をもって打ち切りが決定｡
かつて"視聴率男"と称された男の姿は今はなく､残すレギュラーはTBS系『サンデーモーニング』1本となってしまった｡

一昨年あたりからテレビ業界にも不況の煽りが襲撃し各局で"大御所斬り"が叫ばれたことは記憶に新しく､関口宏と同世代の徳光和夫も同時期に『TheサンデーNEXT』の打ち切りが決定｡
彼に至っては毎週月曜コメンテーターとして出演する『DON!』も打ち切られる為､レギュラー番組がゼロに追い遣られる可能性が高い｡

関口宏の場合､TBSにおける功績が大きい為"大御所斬り"主流の中では上手くレギュラーを維持していたのだが､最後の命綱『サンデーモーニング』も､故･大沢啓二の抜けた穴は大きい｡
大沢親分がいないだけで｢週刊御意見番｣コーナーにどこか節穴があるように思えてしまう｡

『日刊ゲンダイ』によると､
｢今後は所属している息子でタレントの関口知宏を後継者のポジションに据え､社長業に軸足を移すことになるでしょう｡｣(芸能評論家の金沢誠氏:日刊ゲンダイ)

と社長業に専念する意向があることを伝えている｡
関口宏は､息子の関口知宏他､スポーツキャスター･中西哲生､元『みのもんたの朝ズバッ!』お天気お姉さん･根本美緒らを抱える芸能事務所･三桂の代表取締役社長｡

後輩達の育成に尽力することも十分考えられるが､根本美緒もお天気お姉さん卒業以後目立った活躍も無く､関口知宏も近年は連ドラへの出演は無し｡
唯一､元夫･山路徹の不倫騒動で世間を騒がせた大桃美代子がマスコミ注目の的になる程度｡

関口宏の2011年は､自身の経験を継承させ事務所から新たなスターを生み出すのが先決か｡

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