｢どっちの料理ショー｣打ち切りはヤラセ横行が原因だった!? 酷すぎる捏造の実態!

1997年4月から2006年9月まで放送されていた日本テレビ系『どっちの料理ショー』が4月19日､6年ぶりの復活を果たす｡
司会はレギュラー時代同様､関口宏と三宅裕司｡対決内容は餃子VS唐揚げで､ゲストがどちらを食べたいか選び票が多い方を選んだ人のみ食べられるルールも健在だ｡

料理バラエティーとして一時代を築いた同番組であるが､その裏側では非常に悪質なヤラセが横行していたと言われている｡
読売テレビ『週刊えみぃSHOW』に萩原流行が出演した時に､どちらを選んだかに関わらず撮影終了後｢食べたい人は食べている｣と､選ばれなかった料理も普通に食していると暴露されてしまった｡

散々眼の前で調理する光景を見て腹を空かせていたのに少数派となって食べられずガッカリするシーンはお馴染み｡しかし実際はその何分後かには皆で仲良く料理を味わっているのだから視聴者側としては阿呆らしい｡
とはいえ､裏事情をバラした萩原流行は2000年以降､番組に呼ばれなくなったとか｡

視聴者の間では､『どっちの料理ショー』内のコーナー｢本日の特選素材｣に関するヤラセも暴露されている｡
とある漁師関係の話では､漁業協同組合長から時化た日に漁に出てくれと言われ､番組で魚を使いたいとの話があったと伝えられた｡彼の周りに取材用のカメラも無く､一人で海に出て真鯛を釣り上げた｡それを東京に送り何の連絡もなくOA当日を迎えることに｡すると全く別の人物が"鯛釣り名人"と紹介され､明らかに養殖物の鯛を釣り上げたと嘘の自慢した挙句､スタジオに用意された鯛が先程の漁師が海で釣った鯛だったというのだ｡

その日の料理を出している人気店の代表に料理の魅力を紹介してもらう｢○○の誘惑､魅惑の○○｣コーナーでも捏造が起きており､とある京都府内の小料理店で"おでん"をメインに提供する料理屋としてVTRに登場した店があった｡だが常連さん曰く､一度たりともおでんをメニュー(裏メニュー含む)で見たことがなく､売っていることも初耳｡当該小料理店は､当初テレビの取材とだけ聞かされ､いざカメラが来ると｢おでんを作って欲しい｣と頼まれ､実際に出してないにもかかわらず作らざるを得なくなった｡一つ一つの発言も番組スタッフ側が用意したものを渋々言わされただけ｡常連客にテレビの取材が入ったことを事前に伝えず､放送後も｢見て欲しくなかった｣と漏らしたそう｡結局番組側にお店がいいように利用されただけだったのだ｡

上記のようなヤラセが頻繁に起きており､2006年に打ち切られた背景には騙された人からのクレームが殺到したからではないかとの説も囁かれている｡
6年ぶりの復活でも番組構成は変わらず､ヤラセ横行のほとぼりが冷めたタイミングを見計らって再び制作したと思われても仕方がない｡

関口宏と三宅裕司の｢本日のご注文はどっち!?｣という掛け声も､今となっては緊張感もドキドキ感も無く､ちんけに聞こえるだけだ｡

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