子どもがムカついている有名人RANKINGにマツコデラックス･道重さゆみらがランクイン!

2006年4月7日に放送を開始し､現役の大物国会議員が多数出演していたことで話題となった『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中｡』､通称『太田総理』が､8月27日の放送をもって約4年半の歴史に幕を下ろす｡

日本テレビでは､10月より新たに金曜19:00～20:54を2時間単体特番枠にすることを発表し､現在19:00から放送中の『寿命を延ばすワザ百科』も9月3日をもって打ち切りとなる｡

『太田総理』では爆笑問題･太田光と政治家たちが真っ向から意見をぶつけ合い､真剣に今後の日本について議論を交わす場面が注目を集めていたが､放送終了を間近に控えた8月13日放送分では､｢今子どもがムカついている有名人トップ10｣が発表され､物議を醸している｡

では早速､番組で発表されたランキングを紹介する｡

1位:鳩山由紀夫(中途半端で総理大臣を辞めた)
2位:小沢一郎(お金に汚そうだから)
3位:有吉弘行(人の悪口ばかり言うから)
4位:マツコ･デラックス(エラそうだし､男か女かわからない)
5位:菅直人(消費税とか発言がコロコロかわる､選挙で負けたくせに反省してない)
6位:オードリー春日(常に胸をはって偉そう)
7位:狩野英孝(キモイくせにカッコイイと思っているから)
8位:小島よりお(海パン姿が生理的にムリ)
9位:道重さゆみ(カワイ子ぶってるから)
10位:谷亮子(二足のわらじはムリ)

内閣総理大臣を退任した鳩山由紀夫から､毒舌芸人･有吉弘行､道重さゆみまで､実に各界のキワモノを網羅したランキングとなったが､()内に記された嫌いな理由が､小学生にしてはあまりにも"デキすぎ"ていないだろうか｡

このアンケートの主な対象は小学生だ｡いくらオマセな子供が増えたといっても､菅直人首相の消費税に対する発言がコロコロ変わっていることを把握している小学生がどれほど存在するかは甚だ疑問だ｡

先程も触れたように､『太田総理』はタレントと政治家が真剣に議論し､一つの(番組内における)法案を成立または否決するまでの一連の言動が魅力なわけで､そこに"演出"が混じっていたは視聴者は議論に耳を傾けなくなるだろう｡

｢今子どもがムカついている有名人トップ10｣はあくまでも1コーナーとして取り上げた内容だが､このようなツメの甘さが番組打ち切りに陥る元凶の一つになってしまったのかもしれない｡

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