挑戦者が埋まっていく｢砂の間｣の砂の正体は?

日本テレビ系で2010年4月期よりスタートした新番組『密室謎解きバラエティー脱出ゲームDERO!』｡
司会進行を南海キャンディーズ･山里亮太が声のみの出演で担当､オードリー･関ジャ二∞･田村亮が週ごとに交代で準レギュラーとして出演している｡

『脱出ゲームDERO!』には､｢棒の間｣｢砂の間｣｢爆弾の間｣｢石像の間｣｢天井の間｣｢水の間｣の6種類のステージが用意されており､この中から｢棒の間｣と他2ステージ､計3ステージに挑戦し何人の挑戦者がゲームにクリアし脱出出来たか否かで賞金が手渡されるルールとなっている｡

｢棒の間｣に関しては以前当サイトでも取り上げたが､今回は｢砂の間｣にスポットを当てる｡
｢砂の間｣は､"砂"が敷き詰められた密室に体をうずめ､体が砂から80cm出た状態からゲームは開始｡時間の経過と共に序々に体が砂に埋もれていき､完全に頭が隠れる前に連想クイズを4問正解しなければならない｡

挑戦者が埋まっていく"砂"であるが､当然本物の砂を使用しているわけではない｡もしそうだとしたら頭まで隠れた時呼吸が出来なくなり窒息死に至る可能性があるからだ｡

一見"砂"に思えるは､どうやらスチロール丸球を使用しているようで､10mm～15mmサイズの発泡スチロールが素材となっている｡
挑戦者の呼吸の息で浮き上がるほど軽く､口や鼻に入っても生命に影響を及ぼさず､番組で見られるように球体の物といえばスチロール丸球が該当し､塗装で肌色に染め砂に見立てていると思われる｡

日本テレビ側は､｢安全面には十分配慮をしてゲームを行っております｡安全性を確認するため何度も試行した｣と話しており､｢ゲームを中心に楽しんでいただくため｣使用している素材等の質問には答えられないというが､スチロール丸球は一般向けにも市販されている｡

『脱出ゲームDERO』では現在番組に挑戦したい視聴者を募集中｡芸能人よりも目立ちたいという人は､挑戦前にスチロール丸球を購入し予行練習しておくといいかもしれない｡

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