稲垣早希はバツ2の子持ち､ブログ旅は鬱憤の気晴らしだった!?

3月9日､NGK(なんばグランド花月)にて､女性お笑い芸人の稲垣早希･宇都宮まき･小泉エリが出演する｢エリまき早希フェスタ｣が開催された｡

3人は､芸人としてのみならず､そのルックス･キャラクターも多くの支持を集めている｡
NGKには一夜限りの舞台を一目見ようと800人以上の観客が足を運んだ｡
舞台は大方の予想を良い意味で裏切り､およそ3時間にも及ぶ長丁場となったが､3人それぞれが個性を発揮し､会場は大いに盛り上がった｡

｢エリまき早希フェスタ｣は､3人がこの日の為に用意したファッションショーからスタート｡
小泉エリはマジシャン風､宇都宮まきは大先輩･池乃めだかが着用している赤のジャケットを纏い新喜劇風としっかりキメてきた中､稲垣早希は白と青を基調とした普段どおりのエヴァコーデで登場｡

続いて､"エリまき早希漫才"と披露｡
ネタの内容は､｢自分の将来像｣｡小泉エリは一流のマジシャン､稲垣早希は大阪府議会から国会議員に､宇都宮まきはお嫁さんになるのが夢(あくまでネタ)とのこと｡

また､稲垣早希ファンにとってはお馴染み､『ロケみつ～ロケ×ロケ×ロケ～』の｢ブログ旅｣を本人はあくまでも気晴らしでやっており､そもそもバツ2の子持ちだという衝撃のカミングアウトも｡

といっても､これは同漫才で結婚願望の話になり"私はないなぁ････2回失敗してるから"と稲垣早希がボケたうえでのもの｡

漫才終了後は､VTRが会場に流れ､小泉エリが普段新喜劇でお世話になっている小籔千豊に料理を振舞うという企画に移る｡
レシピは一切見ずに作っていたが､料理の"さしすせそ"すら分からぬ小泉エリに美味しい料理など作れるわけがなく､小籔千豊も当然料理に対しブチギレていた｡

散々だった料理コーナーが終了すると､次はゲストに浅越ゴエを迎え､三人それぞれが好きなものを発表するコーナーへ｡

小泉エリは相撲についての知識を披露｡だが話がつまらなかったのか他の二人は居眠りを始める始末に｡
稲垣早希は宇都宮まきが普段活動拠点としているよしもと新喜劇を体験してみたいとのことで､伝統の"ズッコケ方"を学ぶ｡

そして宇都宮まきは､｢千日前横断ごはんリレーブログ旅｣と題して､稲垣早希が『ロケみつ』でやっているブログ旅と､小泉エリがCBC系『ノブナガ』で長きにわたり担当していた｢ごはんリレー｣のパロディ企画のVTRを流した｡

BGMは全てエヴァンゲリオン､衣装はアスカ･ラングレーと稲垣早希を強く意識した恰好で､OCAT(大阪シティエアターミナル)からNGKを目指すというものだ｡

コメントチェックはブログではなくTwitterで､なんと2万件ものコメントがあり､サイコロタイムも本家を忠実に再現｡ただし､出た目は5と良い目をだし､獲得金額は5万円｡ここは本家のルールを無視していた｡

街を歩いている時も､稲垣早希が資金が無く辛そうにしているシーンを彷彿とさせる表情を宇都宮まきは演じ､一般の(稲垣早希の)ファンに話し掛けられると､｢はぁ!?あたし､早希じゃなくてまきですけど!あんた､アホぉ??｣と"アンタ､バカぁ!?"をモジったキメ台詞を吐く｡

これには本家の稲垣早希も｢もう､ものまねでもないやん･･･｣と呆れていた｡

稲垣早希が存分にイジり倒されたところで､続いては｢早希ちゃんのEVAキャラ紹介コーナー｣｡
タイトル通り､稲垣早希の自己満足的コーナーである｡

さらにイベントは､宇都宮まきの｢レディコミ紹介コーナー｣へと移行｡
扱う内容は卑猥そのもの｡ここでも稲垣早希がイジられ役となり､稲垣早希は過去､彼氏にパンティを喰い込ませられたことはないことが判明｡レディコミ特有の淫語を一人だけで復唱させられそうになるなど､大活躍ぶりを見せた｡

最後は､新喜劇風舞台｢千日前は全麺戦争｣を全員+とろサーモン･村田秀亮らをゲストに加え披露｡
途中､3人がPerfumeの曲を歌い出したり､全員が学生服を着て登場する場面で､村田秀亮が全身赤タイツ､稲垣早希が十八番のアスカ･ラングレーの衣装で登場｡村田秀亮に対し｢弐号機は黙ってて｣とツッコむなど見せ場を作った｡

関西地区以外ではまだまだ知名度こそ低い3人だが､従来の芸人のネタ見せライブとは一味違った手の込んだイベントを作り上げた"エリまき早希"｡
今後､それぞれが個性を磨き､全国進出を狙って欲しいものである｡

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