AKB48秋元才加が、自身が口パクで無かったことを証明! チームK解散公演詳細情報
2月21日、約4年に渡って活動してきたAKB48のチームKが、AKB史上初の"解散コンサート"を行った。"団結力"がチームカラーだった元祖チームKだっただけに、この解散コンサートは涙なしに終えることは出来るわけが無い。
この日は観客動員数が250名だったのに対し、チケットの倍率は101倍に及び、"プラチナチケット"と化した。
幸運にも当選した250名が、チームK5thStage「逆上がり」千秋楽兼"解散コンサート"をその目に焼き付けることが出来たわけである。
公演の名物である"寸劇"は、最終公演ということで一人ずつファンに向けてメッセージを語った。
河西智美は「ともは、こんなに本気な気持ちにさせてくれたチームKが大好きです」
野呂佳代は「最後までどんくさいお姉さんでした(涙)みんなに支えてもらえるようなお姉さんで、キレイなお姉さんであり続けてw」ときっちり笑いを取っていた。
同公演では、大堀恵が仕事の都合で、小野恵令奈が体調不良により一部出演のみになってしまったが、休演と告知されていた小野恵令奈も体力を振り絞ってステージに上がった。
小野恵令奈は自らステージに上がり事情を説明。
「1公演目、2公演目は劇場の楽屋でずっとお休みさせていただいてたのですけれども、やっぱり、完全に体調はまだ治ってないのですけれども、大好きなチームKの千秋楽ということで、どうにかしてでも出れないかっていうことを秋元先生をはじめ、スタッフさんにお願いをしたところ、一部出演だけが許されました」
小野恵令奈は小林春菜とのユニット曲、そしてアンコールで登場することになる。
チームKの持ち歌4曲を熱唱した後は、自己紹介&今日のお題。お題は「チームKでよかったなと思うこと」
小林春菜は「私はですね、今日、佐江にいつものようにちょっかいを出してたんですよ。そしたら佐江が楽屋で差し入れの片付けをしていたところ、ダンボールがありまして、そのダンボールの角が私のホッペにガツンって当たって、今ホッペに穴が開いてるんです、私」
と控え室でのエピソードを公開。
変幻自在のエンターテイナー・大島優子は
「まぁ、ひと言で言うと青春を感じれていることです。まさか学校を卒業してこんなにもぶつかり合ったりだとか、でも前を向いて一緒に歩いていたりとか、あとはこんなにも26歳のすごい、いっぱい汗をかいてる姿を見れるなんて」
と最年長・野呂佳代をネタにして会場の笑いを誘っていた。
他にも、野呂佳代は秋元才加にパンチされ歯が欠けた話や、佐藤夏希の中学の担任の教師が東京ビッグサイトでの握手会に来ると言っておきながら佐藤夏希の前に姿を見せなかったそうで、実は大島優子の列に並んでいたエピソードなどが明かされた。
倉持明日香は「私が野球の話とか、プロレスの話とか、メンバーに技をしたりとかしても受け止めてくれるところが、すごい嬉しくて」と言うと早くも涙を浮かべ始める。
すると秋元才加が倉持明日香に歩み寄り、胸を突き出すと倉持明日香は全力の逆水平チョップを繰り出した。
次に、一部出演の小野恵令奈が登場した「わがままな流れ星」を含む5曲を熱唱。
9曲目に歌われた秋元才加のソロ「虫のバラード」では、歌の終盤で涙が溢れ歌が歌えなくなってしまったのだが、この時、歌声は流れなかった。
通常、AKB48の公演は録音済の音源を流すことが多いが、秋元才加は口パクではなく肉声で歌っていることを思わぬ形で証明することとなった。
続いてのMCは"梅島夏代"こと梅田彩佳・大島優子・松原夏海・野呂佳代の4人。
すると話は野呂佳代の体重に。大島優子が「正直ぶっちゃけた話、野呂さんはどれぐらい痩せたんですか?」と尋ねるが、野呂佳代は一向に正直に答えようとしない。
グダグダトークしたあげく、結局野呂佳代は白状しようとしなかった。
松原夏海は、「20代になったらそういうとこ(元気な部分)どうなのかな?」と20代の大島優子や野呂佳代を尻目に心配しているそう。
大島優子は「あのね、体験すればわかるよね。そのうち」をリアルな回答。一方野呂佳代は「まぁ、生涯現役!?」とアピールした。
その後3曲を全員で披露し、3回目のMCTIMEでは、メンバーの裏話について暴露合戦が始まった。
ここでは、宮澤佐江がなんだかんだ言いながら率先して掃除をし、河西智美のカバンの整理までしてあげることや、大島優子が近野莉菜のダウニーのスプレーを勝手に使っていたこと、倉持明日香のジャージを大島優子が堂々とパクっていることが明かされ、大島優子はメンバー内から"ジャイアンだ"と呼ばれるハメに。
その後セットリスト13曲を歌いきり、お約束のアンコールへ。3曲を歌ったあと、メンバー一人一人が今後の豊富を語った。
そんな中、宮澤佐江は「私はAKB48に入る前までも、変わらず男の子っぽかったので、なかなか女の子のこういう輪に入って自分は大丈夫なのかな?っていう気がすごくあったのですけど、チームKっていうのはほんとにいろんな女の子のキャラクターがいまして、あんなことで怒るの? こいつはまだ怒んないのかっていう子がいたりですね、たくさんいろんな性格を持った子がいたので、私も女の子のすごい気持ちをわかって、今ではほんとにかわいらしい女の子になれたと思っています」と女の子っぽさを全面に押し出していた。
小林香菜は「チームKでは自分が一番かわいいと思っているので、チームBになったらですね、ちょっと強敵な子が何人かいるんですけど」とぶっちゃけ、"強敵"とは「まゆゆとかゆきりんとか。」「でもちょっとその間を押し抜けて、一番になれればいいなと思うので、そしてチームKではイタズラ好きで、秋元才加のカバンの中にいつもガムのゴミを入れたり」と悪態を自ら告白。
「栗のゴミを入れたりとか、才加のバックはゴミ箱だと勘違いしていた」と最後まで素のキャラを保っていた。
大島優子は、「だけどよく、さっきも言ったのですけど、よく私みたいなジャイアンと仲良くしてくれたなと思って」と猿山の大将っぷりを自らネタにし、「だから、他のチームに行った時、悪口言わないでね」と他のメンバーを説得。だがこの説得も小林春菜には全く通じていないようだった。
いよいよ解散の時が近づき、チームKを代表する曲「転がる石になれ」、さらに「支え」を歌い、千秋楽は幕を閉じた。
秋元才加らメンバーは皆涙を流し、観客席に向けて深く頭を下げ、ステージを去っていった。
♪セットリスト♪
M1.掌(全員)
M2.逆上がり(全員)
M3.否定のレクイエム(全員)
M4.その汗は嘘をつかない(全員)
M5.エンドロール(松原夏海・大島優子・梅田彩佳・野呂佳代)
M6.わがままな流れ星(小林香菜・小野恵令奈)
M7.愛の色(宮澤佐江・増田有華・松井咲子・石田晴香・奥真奈美・近野莉菜)
M8.抱きしめられたら(倉持明日香・河西智美・佐藤夏希)
M9.虫のバラード(秋元才加)
M10.フリしてマネして(全員)
M11.海を渡れ!(全員)
M12.街角のパーティー(全員)
M13.ファンレター(全員)
EC1.不義理(全員)
EC2.ハンパなイケメン(全員)
EC3.To be continued.(全員)
EC4.転がる石になれ(全員)
EC5.支え(全員)
新生チームKは3月12日より、6thStage「RESET」で始動する予定だ。
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