真矢みき､山口達也脱退騒動の報道を｢早く止めたい｣と語った真意とは?

TOKIOの山口達也がジャニーズ事務所を契約解除になった一連の騒動に関する報道が連日各メディアで報じられている｡事件発覚から一週間余り､彼を除くメンバー4人での謝罪会見から僅か4日で(事実上の)解雇通告という急展開で､芸能界に衝撃が走った｡

山口達也の事件をめぐり､最も辛い思いをしているのは､もしかしたら国分太一かもしれない｡というのも､月曜から金曜日までTBS系『ビビット』の司会者を務めているので､毎日山口達也の話題に触れなければならない｡

国分太一も事件発覚翌日､番組オープニングで謝罪コメントを述べた他､彼の現状や話し合いの様子を自らの口で伝えている｡当然ネガティブな内容ばかりであり､25年近く一緒に活動してきた盟友が強制わいせつ行為で脱退するという信じがたい事態を､事細かく説明しなければならないのだから､やるせない気持ちでいっぱいだろう｡

山口達也の契約解除が発表された翌日の『ビビット』では､真矢みきが次のようなコメントを発していた｡
｢ちょっと比較にならないかもしれませんが､学校も入れたら約20年いてその退団公演を1年かけてやったんですけど､それでもまだ苦しいものが･･･辞めて20年経ちますけど､まだ思い出すぐらい｡そういう運びでなくて､ジュニアの時代を入れたら30年近く､時間を過ごしてきた人たちが1週間で決断するんですから､それは苦しいですよ｣

続けて､心の底では､この報道を早く止めたいと思っていることを打ち明けた｡
｢被害者の母親が出したコメントは､色々な人､そして山口さんのことを考えられたコメントですよね｡本当に親御さんの心の大きさにも頭が下がりますし｡何よりも､お嬢さんを守りたいお気持ちが強いと思う｡だからこそ､色んな意味で早くこの報道をやめたいなと思う｡お嬢さんゆっくりでいいです｡心の傷を癒やしてほしい｣

ジャニーズ事務所も､被害者を特定するような報道は控えて欲しいと再三訴えてきたが､報道が加熱すればするほど､マスメディアに限らず一般視聴者も､被害者が誰なのか詮索せずにはいられなくなる｡
被害者家族の心境を察すると､報道を止めてそっとしてあげることが､最大限の配慮と言えるのではないか｡

4人となったTOKIO､そして被害に遭った女性が健全な生活を送れるよう､周囲やマスメディアは気を配るべきである｡国分太一のやつれた姿を『ビビット』でこれ以上誰も観たくない｡

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