佑ちゃんブーム再燃間近早大斉藤第2戦先発日米大学野球

第37回日米大学野球選手権に日本代表として選抜された斎藤佑樹投手（早大３年）が13日の第2戦（東京D）に先発する。
進路決定を来年に控え、米大リーグスカウトも詰めかける一戦。真価が問われるマウンドとなる。

榎本保代表監督（近大）は、斎藤、二神一人（法大4年）、沢村拓一（中大3年）の3投手を先発に指名。
最も注目度が高く、雨天中止のない東京ドームでの2戦目に人気の斎藤を投入する。

大学選手不作の年といわれる今季。全日本大学選手権で最高殊勲選手となった二神、強打の中田亮二内野手（亜大４年）らはいるものの、
早くもスカウトの目は斎藤世代の3年生に向けられている。今回招集された22選手のうち9選手が3年で、来季ドラフトのフィーバーは確実。

人気で抜けているのはやはり斎藤だ。話題の東浜巨（亜大1年）、野村祐輔（明大3年）ら注目の投手もいるが、
榎本代表監督は斎藤について「彼は華のある選手。何か星を持っている」と評価する。

斎藤のかつてのライバル、楽天の田中将大投手との対決は、プロ入り後活躍を続けている田中が完全に水を空けたといわれるが、実はそうでもない。

ある在京球団スカウトは、

「斎藤がプロ入りしたら人気はマー君の比ではない。早大でもマウンドで確実に結果を出している。もし、斎藤に全く興味がないという球団があるなら教えてほしい。
大リーグだって間違いなく注目している」

と語る。

(2009年7月12日)

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