低迷する広島がついに内紛!? 抑えの起用法巡り野村監督とコーチに溝
前田、バリントン、大竹、福井、そしてルーキー・野村と先発陣が揃い、シーズン前は台風の目になるとの見方もあった広島。
しかしシーズン開幕から2ヶ月半、気付けば"定位置"の5位に低迷。
チーム打率リーグ最下位の貧打も大きな問題だが、今季目立っているのが終盤での逆転負けだ。

リリーフ陣で特に安定感を欠いているのが抑えのサファテ。
昨季は35セーブ、防御率1.34の好成績を残したが、今季は交流戦だけで4度も救援に失敗。
先月20日の日本ハム戦では、4点差をひっくり返される大乱調を見せた。

そもそもシーズン開幕前、大野、山内両投手コーチは、新戦力のミコライオを抑えに推薦。
しかし、野村監督は聞く耳を持たず、調子の上がらないサファテを起用し続けた。

広島の番記者はチームの内部事情をこう明かしている。

「交流戦の前から救援失敗が続いて、サファテのプライドが傷つくことが多く、大野コーチは"一度、彼の心のケアが必要だ"と訴えていました。
しかし、なぜか野村監督は異様なまでにサファテにこだわった。まァ、好意的に見れば、『勝利の方程式』を崩さない決意に見えなくもなかったのですが…」(週刊ポストより)

昨季の実績を評価してか、サファテに絶対的な信頼を置いている野村監督。
ただ、先月27日のロッテ戦である事件が起きる。

3点差で迎えた9回、野村監督はこの日もサファテを起用。
しかし、再びの乱調で満塁の大ピンチを招くと、野村監督はあっさりと今村にスイッチ。
結局、緊急登板した今村が失点し、試合は引き分けに終わった。

前出の番記者によると、試合後のチームの雰囲気は最悪だったとのこと。
勝ち試合を落としたことも原因だが、野村監督の"意図が見えない"采配もチームの士気に大きく影響しているという。

「"今年の抑えはサファテだから、彼と心中する"くらいの決意でこだわり続けるのかと思ったら豹変する。交流戦前にも、サファテが家族を球場に呼んでいたのに、セーブの場面でなぜかミコライオを登板させた日があった。
采配の意図が誰にも見えず、大野コーチも"起用するのは監督だから"と匙を投げたかのようです」(同)

以前から不可解な采配に対し批判の声があった野村監督。
チームを一つにまとめるはずの監督がコーチから匙を投げられているようでは、広島の浮上は難しそうだ。
(2012年6月17日)
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