阪神､CS進出逃せば真弓監督を解任へ! 2夜連続のサヨナラ負けで崖っぷち!

阪神は12日､クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した場合､真弓明信監督を解任する方針を固めた｡

真弓監督は岡田彰布監督(現オリックス監督)辞任の後を受け､2008年10月､阪神の第31代監督に就任｡
2年契約が切れた昨年オフ､坂井信也オーナーの意向を受ける形で､改めて2年契約を交わしていた｡

しかし､就任から3年間でリーグ優勝および､日本シリーズ進出への進出はなし｡
そしてこの日､3位巨人に2試合連続でサヨナラ負けし､ついに自力でのCS進出が消滅した｡

真弓監督は今季が2年契約の1年目だが､すでに球団側は来季続投の条件をCS進出に設定｡
条件を達成できなければ､任期を1年残したまま解任する方針で固まっているという｡

球団側は真弓監督続投を前提とした上で､木戸克彦ヘッドコーチのフロント･編成部門への異動､吉竹春樹2軍監督の1軍ヘッド格昇格などを検討してきたが､続投が極めて難しくなった今､コーチ人事はオーナーの判断が出るまで一時凍結｡
水面下で進められている後任監督選びでは､元2軍監督の平田勝男氏や和田豊1軍打撃コーチ､日本ハムを今季で退団する梨田昌孝監督の名前が挙がっているという｡

これまで真弓監督続投を｢既定路線｣と語ってきた坂井オーナーだが､自力でのCS進出が消滅したこの日は､
｢シーズン中に監督に会う予定?考えていません｡終わったら､そりゃ会うこともありますが･･･｡いつも言ってることです｣(サンケイスポーツより)
と言葉少な｡
東京ドームで2夜連続のサヨナラ負けを見届けた南球団社長も､
｢もう後がないな｡2日連続の悪夢･･･｡ショックで言葉が見つかりません｣(同)
と肩を落とした｡

試合後､
｢2位が厳しくなった?いやいや｡まだまだ｡全然｣(同)
と自身に言い聞かせるように語った真弓監督｡
しかし､残り11試合で3位巨人とは4ゲーム差｡
巨人が残り4試合を2勝2敗でも､逆転するためには10勝1敗の成績が必要となる｡
真弓監督解任へのカウントダウンはすでに始まっているのかもしれない｡

(2011年10月13日)

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