オリックス､球団初の3戦連続サヨナラ勝ち! またしても伏兵･赤田が決めた!

【オリックス 2×-1 楽天京セラドーム】
オリックスは5日､プロ野球タイ記録で球団史上初の3試合連続サヨナラ勝ち｡
7月に入り無傷の4連勝で､貯金を今季最多の｢3｣とした｡

0-1で迎えた九回｡
先頭の3番･後藤がファウルで粘った末に左前打で出塁すると､球場の雰囲気がガラリと変わった｡

続くT-岡田の左越え二塁打でまずは同点｡
代打･李スンヨプは敬遠で勝負を避けられたが､途中出場の伏兵･赤田が試合を決めた｡

岡田監督から､
｢バントのサイン､出さへん｡お前が決めてこいや｣(サンケイスポーツより)
とハッパをかけられ打席に入った赤田は､楽天守護神･スパイアーの4球目をしっかりとミート｡
打球は左前で弾み､二塁の代走･森山がサヨナラの本塁を踏んだ｡

この3試合連続サヨナラ勝ちで決勝打を放ったのは､全員が途中出場の選手｡
先発､控え関係なくチームが一丸となっている証拠だ｡

お立ち台に上がった赤田は､
｢いけそうな空気はありました｡当たりはキレイじゃなかったけど､サヨナラの場面でおいしいですね｣(スポーツ報知より)
と喜びのコメント｡
いつも素っ気ない岡田監督も､
｢3番からやし､おとといと一緒や思った｡最低でも同点いくかな思うたよ｣(日刊スポーツより)
と興奮気味に試合を振り返った｡

岡田監督が前半戦の"ヤマ場"と位置づけた球宴前の9連戦の初戦を､最高の形でものにしたオリックス｡
2位日本ハムとのゲーム差は｢7｣と離れているが､この勢いを持続できれば逆転も夢ではないだろう｡

(2011年7月6日)

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