通算286セーブの高津臣吾が独立リーグ･新潟に入団!! 球団はリーグの活性化に期待か

プロ野球歴代最多の通算286セーブを挙げている高津臣吾投手が､独立リーグ･BCリーグの新潟アルビレックスBCに入団することが決定｡
27日にも入団会見が行われるという｡

1990年ドラフト3位でヤクルトに入団した高津はサイドスローからのシンカーを武器に抑えとして活躍｡
ヤクルトの黄金時代を支え､最優秀救援投手を4度獲得した｡

2004年にはメジャーへ活躍の舞台を移し､1年目から19セーブ｡
昨季は台湾プロ野球･興農ブルズで26セーブをマークし､胴上げ投手となる活躍を見せた｡

しかし昨年11月､八百長問題で揺れる台湾球界から帰国を決断｡
現役続行を希望し移籍先を探す中､新潟アルビレックスからオファーが届いたという｡

新潟の藤橋公一球団代表は高津の入団について､
｢この度､念願がかない高津投手に入団頂けることとなり､心からうれしく思っております｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
2007年にスタートしたBCリーグは観客動員が1試合平均1000人前後と苦戦しており､知名度のある高津にはリーグ全体を引っ張っていく活躍が期待されている｡

高津は24日､自身のブログを更新し､
｢今年も野球ができることになりました｣
とファンに現役続行の希望が叶ったことを報告｡
入団までの経緯や契約内容については書かれていないが､詳細は入団会見で話すとしている｡

名球会入りしている選手として初めて日本の独立リーグに挑戦する高津｡
多くの修羅場をくぐり抜けてきた投球術で､独立リーグを盛り上げることはできるだろうか｡

(2011年1月26日)

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