アスレチックス･松井秀喜が一塁手に挑戦!? 21年ぶりも本人はやる気!!

今季からアスレチックスでプレーすることが決まった松井秀喜外野手が､一塁手に挑戦する可能性が浮上した｡
球団幹部は､
｢ひざの状態や本人の希望次第だが､一塁でテストする価値はある｡ウチには左翼を守れる選手が他にもいるからね｣(サンケイスポーツより)
とコメント｡
層の薄い控えの一塁手候補として検討していることを明かした｡

今オフ､エンゼルスからFAとなった松井を獲得する際､アスレチックス側は左翼での守備機会を約束｡
守備から打撃のリズムを作る松井は､この条件に惹かれ入団を決めた｡

しかし､ここにきて球団幹部は松井が高校時代に内野手だったという情報をキャッチ｡
古傷の両ヒザの状態もいいことから､今回のプランが浮上したようだ｡

アスレチックスの正一塁手､ダリク･バートン内野手は昨季､打率.273､10本塁打と打力があるとはいえず､守備面でも10失策｡
球団としては､勝負強い松井を一塁手としても起用し､打線に厚みを持たせたいところだろう｡

契約時の約束とは違うが､そこはチームプレーを重んじる松井｡
昨年､所属チームがなかなか決まらない中､生き残りの手段として一塁挑戦を前向きに語っていた｡
｢やってくれと言われたときに考えます｡もし"できるかどうか見たいので練習してくれ"と言われたら､もちろんやる｣(同)

仮に実現すれば星稜高1年以来､およそ21年ぶりとなる一塁守備｡
今季は打撃だけでなく､守備にも注目が集まりそうだ｡

(2011年1月8日)

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