中日が台湾出身の左腕獲得へ!! チェンの後継者は”もう一人のチェン”!?

中日が台湾･国立体育学院に在学中の陳冠宇(チェン･クァンユ)投手の獲得を目指していることが､分かった｡
中日は来オフ､チェン･ウェイン投手のメジャー挑戦が確実｡
後継者として､同じ左腕で台湾出身の"もう一人のチェン"に白羽の矢を立てた｡

チェン･クァンユは最速148キロの直球が武器が武器の20歳｡
昨年は世界大学選手権で台湾代表に選ばれており､国内での評価も高い｡

将来性豊な左腕の獲得には巨人や横浜も動いているといわれるが､中日の西川順之助球団社長は､
｢接触しているのは事実｣(スポニチアネックスより)
といち早く獲得の意思を表明｡
今月中の契約を目指して交渉中だという｡

さらに､西川球団社長は､
｢チェンを獲得した時と同じような条件を考えている｣(同)
と明言｡
中日は2004年に同じく国立体育学院在学中のチェン･ウェインを獲得した実績があり､今回も当時のパイプを活かした交渉で他球団と差をつける狙いだ｡

チェン･ウェインは昨季､チーム最多の13勝を挙げたものの､オフにメジャー挑戦を直訴｡
現在も正式契約は結んでいないが､球団側とは来オフのメジャー挑戦が認められる契約内容で大筋合意しているという｡
落合監督の下で黄金時代を目指す中日にとって､チェン･クァンユの獲得は2年後を見据えた補強となりそうだ｡

チェン･ウェインを球界を代表する左腕にまで成長させた中日｡
果たしてチェン･クァンユは"第2のチェン"になることができるだろうか｡

(2011年1月4日)

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