巨人がメジャーでも期待の若手野手･ライアルを獲得!! 父はかつて中日で活躍!!

巨人が前ダイヤモンドバックスのラスティ･ライアル内野手と来季の契約を結んだことが22日､分かった｡
1年契約で年俸は1億円｡
V奪回へ､メジャーでも将来が期待される27歳の中距離ヒッターが重量打線に新たに加わる｡

ライアルは2009年､3Aで打率.290､17本塁打､70打点の好成績をマーク｡
今季はメジャーに定着し､内外野ならどこでも守れる器用さを武器に104試合に出場した｡

今オフ､外国人投手の補強を積極的に進めてきた巨人だが､助っ人野手に関してはライアルを入念にチェック｡
粘り強く交渉を続け､契約合意にこぎつけた｡

そんな球団側の期待を表すように､ライアルの背番号は｢33｣に決定。
この背番号はかつて長嶋監督が身につけ､2000年には広島からFAで入団した江藤が背負った番号だ｡
ライアル自身も球団からの期待を感じているようで､この日､球団を通じて､
｢プレーするときは自分の最大限の力を発揮すること､そして勝利への欲求が､すべての原動力になっていることをファンのみなさんに知ってもらいたいと思います｣(デイリースポーツより)
と全力プレーを誓っている。

巨人は来季から､三塁を守っていた小笠原道大内野手の一塁コンバートを決断｡
空いた三塁をライアルと今オフからコンバートされた亀井義行で競わせる方針のようだ｡

また､打撃については原監督自らが映像で確認｡
確実性の高い打撃技術を評価しているようで､貴重な右打者として6番打者での活躍が期待されているという｡

ライアルの父は1991年から2年間､中日で活躍したマーク・ライアル｡
来日1年目から24本塁打､87打点をマークした父親譲りの勝負強さを発揮することはできるだろうか｡

(2010年12月24日)

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