中日の新外国人･カラスコ､去年の成績は”本人談”!? 球団は大化けを期待か!?

中日は20日､来季の新外国人選手としてドミニカ共和国出身のジョエル･グスマン外野手とフェリックス･カラスコ内野手を獲得を発表した｡

グスマンは今年オリオールズ傘下2Aで33本塁打をマークした長打力が武器｡
196センチ､113キロの巨体から放たれる打球は､同じドミニカ出身で2009年のセ･リーグ2冠王であるブランコを凌ぐともいわれ､外野のほかに一塁､三塁を守れる器用さも兼ね備えている｡

4年前からグスマンを追いつづけてきたという森ヘッドコーチは､
｢いい方を使うことになるだろう(中略)2人とも良ければ､同時に出たっていいはず｣(ニッカンスポーツより)
とブランコとの併用を示唆｡
グスマンへの期待の大きさを覗かせた｡

一方のカラスコは森コーチがドミニカのウインターリーグで発掘｡
しかし､グスマンとは違い未知の部分が多い｡

カラスコは2009年､パドレス傘下1Aで115試合に出場し､打率.252､9本塁打､69打点の成績を残し､今季からドミニカ国内のプロリーグでプレー｡
そこでは30試合に出場し､打率.400､10本塁打､34打点という驚異的な数字をマークしている｡

しかし､これらの成績は全て"本人談"｡
球団側も詳細なデータが把握できていない状態だという｡

それでも､球団幹部は念願のグスマンを獲得できたからなのか､カラスコについては､
｢どう化けるか｡楽天の(非公認マスコット)Mr.カラスコぐらい活躍してくれれば｣(スポーツ報知より)
とのん気なもの｡

本人の申告通りであれば､グスマンと共に打線の中心になりそうだが･･･
その実力は2月のキャンプで明らかになるだろう｡

(2010年12月22日)

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