トライアウトは出来レース!? 関係者が明かす衝撃の裏側とは!?
先日、西武ドームで行われた12球団合同トライアウト。
所属球団から戦力外通告を受けた投手18人、野手15人が参加し、中には小林雅英投手(前巨人)、堀幸一内野手(前ロッテ)など実績のある選手の姿もあった。

2001年から始まった同制度も今年で10年目。
以前は監督自ら視察に訪れるなど再起を誓う選手達に熱い視線が注がれていたが、今では形だけのものなってしまったようだ。

某球団編成担当は、
「戦力外選手に均等な再チャレンジの機会を設けようと始まった合同トライアウトも、実際はその前に選手個人の人脈やコネなどで話が決まっているケースがほとんど。引受先が決まっていて形だけトライアウトを受ける例もある」(日刊ゲンダイ)
とトライアウトの抱える問題点を指摘。
「それ以外の選手は、ほとんどノーチャンス。実際に合同トライアウトで入団して、戦力になったケースもほとんどないしね。トライアウト自体、完全に形骸化しています」(同)
と言い切った。

引退を余儀なくされた選手達の中で、コーチや職員として球団に残れる者はごくわずか。
不景気の中、再就職は簡単ではないだろう。
トライアウト開始当初は競輪界や格闘技界など、プロ野球選手の高い身体能力に興味を持つ関係者の姿も見られたが、今回はそれもない。
前出の球団編成担当は、
「(担当の)競輪学校に聞いてみましたが、適性試験が10月29日に終わっているから、ということでした。今、トライアウトで選手を調査しても、来年の試験まで待たせることになってしまいますから。08年までは適性試験が年2回だったので問題はありませんでしたが、昨年から年1回になりましたからね」(同)
と説明した。

今月24日、ヤフードームで行われる今年最後のトライアウト。
戦力外になった選手達の笑顔を見ることはできるだろうか。
(2010年11月21日)
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