日本シリーズの中継が無くなる!? 関係者が嘆くスポンサー探しのウラ事情
今年は30日からセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)優勝チームの本拠地球場からスタートすることが決定した日本シリーズ。野球ファンだけでなく、多くの人が注目する日本屈指のスポーツイベントだが、新たな試みとして期待されていた初の冠スポンサーは見つからなかった。
昨年7月の12球団オーナー会議で、
「今年は時間的に無理でも来年の日本シリーズからはぜひ史上初の冠スポンサーを付けて開催する」(夕刊フジより)
との決定がなされ、始まった冠スポンサー探し。
この動きの背景には、日本野球機構(NPB)の財政難と、日本シリーズの商品価値の下落がある。
2008年、西武が4勝3敗で巨人を破った日本シリーズのテレビの放映権料は合計9億9225万円。単純計算で1試合1億4175万円だ。
この額は従来の日本シリーズ通りの相場といわれる。
しかし昨年、巨人が4勝2敗で日本ハムを破り、7年ぶりの日本一に輝いた日本シリーズの放映権料は、6試合で5億6700万円。1試合9450万円と1億円に届かず、前年と比べ4725万円もダウンした。
NPB関係者は、
「オールスターが1億円の大台割れまで値崩れした以上、日本シリーズの放映権料の値下げも避けられない」(同)
と考えていたようだが、ここまでのダウンは予想外。
こんな状況を救う切り札と考えられていたのが、冠スポンサーだったのだ。
しかし、横浜が身売りで騒がれているように不況の波は球団にも及んでいる。
そんな中、簡単に冠スポンサーが見つかるはずもないだろう。
球界関係者の中には、
「今年の日本シリーズは対戦カードによっては、史上初めて地上波のテレビ中継がなくなるのではないか」(同)
と最悪の事態を心配する声も聞かれるというが・・・
ドル箱カードと見られた、巨人-阪神のCSでさえテレビ中継がなかっただけに、最悪の事態が現実になる可能性もあるかもしれない。
(2010年10月23日)
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