楽天・田中、開幕3試合連続完投! 楽天ついに単独首位へ

神様、仏様、田中様はこの試合も健在だった。
Kスタ宮城で22日に行われた楽天対ロッテの第4回戦。

この日の楽天先発はここまで2試合連続の完投勝利を収めている田中将大投手(20)。
チームの勝ち頭として3試合連続完投勝利の期待が募る中、
20歳の若きエースが見事にその期待に応える。

一回、先頭の早川を150キロ超えのストレートで二ゴロに打ち取ると、
福浦は二ゴロ、バーナム・ジュニアは中飛と全9球すべてストレートで打ち取った。

これで一気に勢いに乗った田中は、
その後も伸びのあるストレートを中心にスライダーを織り交ぜながらロッテ打線を封印。
得点どころか二塁すら踏ませない完ぺきなピッチングを見せた。

六回に二死一、三塁とピンチを迎えるものの、
なんとか踏ん張った田中は結局、九回を3安打完封。
終盤に味方の2得点があり、見事な3試合連続完投勝利となった。

これには野村監督もニンマリ。試合後の会見で、
「エースと呼ばれる人間は、最後まで投げきる強い意志を持っているもんや」
と、マー君はチームの精神的支柱であることもアピール。

マー君の成長を語った。

これで9勝6敗と楽天がパ・リーグ単独首位。
昨シーズンも前半は好調だっただけに今季は後半で失速しないか注目といったところだ。

(2009年4月23日)

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