首位･中日がヤクルトのインチキに激怒!? 落合監督もお手上げ状態!?

大詰めを迎えているプロ野球のペナントレース｡

セ･リーグ首位に立つ中日は､阪神､巨人という上位チームに勝ち越しているにもかかわらず､なかなか優勝戦線から抜け出すことができないでいる｡
ズバリ､その訳はヤクルトへの苦手意識だ｡

中日はここまでヤクルト相手に､8勝13敗1分と5つの負け越し｡
特にヤクルトの本拠地､神宮球場では2勝7敗とめっぽう弱い｡

先日の神宮球場で行われたヤクルト3連戦でも1勝2敗と負け越し｡
落合監督も､
｢苦手神宮で1勝2敗は最低限の結果?そう思わないとしょうがない｣(日刊ゲンダイより)
と素直に負けを認め､お手上げ状態だ｡

いったい中日はヤクルトの何がそんなにも苦手なのだろうか｡

｢ウチの投手は神宮のマウンドは低くて"平ら"に感じるから投げにくいと言っている｡それがここ数年解消されない｣(同)

こう話したのは､中日のチーム関係者｡

さらに､神宮はビジターチームのブルペンだけが高くつくられているということも指摘し､
｢ブルペンでいい球を投げていても､ブルペンより低いマウンドに上がれば､どうしても球が上ずってしまう｡神宮はインチキだ!｣(同)
と怒りをあらわにした｡

神宮のマウンドとブルペンの高さの違いは､巨人の投手も話していたが､巨人は今季､神宮で4勝5敗｡
苦戦してはいるが､それほど影響は出ていないようだ｡
阪神にいたっては神宮で7勝4敗と勝ち越している｡

つまり､ナーバスになっているのは中日投手陣だけということだ｡

首位にいながら自力優勝が消滅した中日は勝ち続けるしかない｡
残り3試合｡"鬼門"神宮でのヤクルト戦はまだ1試合残されている｡

(2010年9月24日)

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