マリナーズ･イチローが激怒!! 名物記者の"つぶやき"に反論

マリナーズのイチロー外野手が､アメリカの名物野球記者に激怒した｡

記者に対してめったに怒りを表さないイチローを怒らせたのは､5年前に野球記者の殿堂入りを果たしているピーター･ギャモンズ氏｡

事件は『ツイッター』上で起きた｡

ギャモンズ氏が､
｢イチローが(球団人事に強い影響力を持つとされる任天堂相談役の)山内氏に(前ロッテ監督の)バレンタイン氏の次期監督就任を勧めた｣(スポーツ報知より)
と､マリナーズ関係者に取材して得たという情報をつぶやいたのだ｡

このつぶやきに対して､マリナーズのハワード･リンカーン最高経営責任者は､
｢そのような事実はない｣(同)
と地元紙にコメントを発表した｡

当のイチローは､
｢僕でも顔と名前を知っているような影響力の大きな人が､こういった小さな情報発信ツールから煙を立たせるのは､いかがなものか｡情報に自信があるなら､テレビで働いているなら(まず最初に)テレビで伝えるべきだ｡そういった情報源(テレビなど)しか持たない人のことを冒涜しているし､山内さんや僕に対する侮辱でもある｣(同)
と､厳しい表情でギャモンズ氏を批判｡

アメリカでツイッターは､スクープを売りにしたい媒体が､先を競ってニュースを出す場となっており､その影響力は強い｡

西地区の最下位に沈むマリナーズの中で孤軍奮闘するイチロー｡
怒りをバットに乗せて､10年連続200本安打を目指す｡

(2010年8月18日)

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