一二三の東海大相模が春夏連続出場!! 33年ぶり夏の甲子園
第92回全国高校野球選手権大会・神奈川大会(30日、横浜スタジアム)では、プロ注目の一二三が先発した東海大相模が横浜を9-3で下し、春夏連続出場を決めた。
夏の甲子園は77年以来33年ぶりの8回目となる。

東海大相模は初回、1死二塁から3番田中の左中間二塁打で先制。
その裏にすぐ同点とされたが、三回には先制適時打を放った田中が再び、1死一、二塁から左前に弾き返して1点を勝ち越す。
試合の流れを掴んだ東海大相模。
四回にも無死一、三塁から8番染谷の右前打で1点、さらに1番渡辺、2番伊集院の連続適時打でリードを広げ5-1。
五回には2死二、三塁から渡辺が右越え2点二塁打を放ち7-1とすると、六回に2点を返されるも八回にスクイズなどでさらに2点を追加し、横浜を突き放した。

投げてはエースの一ニ三が打たせて取る投球で横浜打線を4安打3打点に抑え完投。

横浜は先発の斎藤、2番手の山内が粘りの投球を続けたが、強打の東海大相模打線を抑えることができず完敗を喫した。

これまで県大会決勝で7連敗と、なかなかその壁を越えることができなかった。
巨人・原辰徳監督の1年下の代が甲子園に出場して以来、33年ぶりに夏の切符を手にした東海大相模。
門間監督は「きょうは33年ぶりの甲子園を味わいたい」と、目に涙を浮かべ感無量の表情で話した。
(2010年7月31日)
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