セの顔は坂本&マエケンの88年組球宴監督推薦発表

セ･リーグの顔は坂本とマエケンだ｡
全セを指揮する巨人･原辰徳監督(51)は5日､マツダオールスターゲーム2010(23日･ヤフーD､24日･新潟)のリードオフマンに巨人･坂本勇人内野手(21)と､第1戦先発に広島･前田健太投手(22)を指名｡
1988年生まれの若武者に盛り上げ役を託した｡
セ･パ両リーグの監督推薦選手計22人(セ13､パ9)も発表され､ファン投票と選手間投票を合わせて両リーグ各28人の出場が決定した｡

｢これからという若さと力を加えた魅力があるメンバーが組めたと思います｡第1戦はベストオーダーだと思います｣(スポーツ報知より)

全セの指揮官は満足げな表情で語った｡
6日の広島戦(いわき)に向けて福島入りした原監督の推薦による13人が新たに発表された｡
これで2010年の球宴を彩るオールスターメンバーが､インターネット投票による｢最後の1人｣を除いて出そろった｡

指揮官は､セ･リーグのまさに攻守の顔となる､2人の若武者を指名した｡
23日の第１戦(ヤフーD)でトップバッターを務めるのは巨人不動の1番･坂本だ｡
先発は広島･前田健と､同じ2006年高校生ドラフト1巡指名でプロ入りしたフレッシュコンビが､先陣を切ることになる｡
2年連続で全セの1番打者という名誉ある役割を任せられた坂本は｢とにかく楽しみたいですね｣と満面の笑みを浮かべた｡
今季リーグトップの防御率1･56､104奪三振､リーグ2位の10勝と､文句なしの成績で開幕投手に指名されたマエケンは
｢第1戦に投げるのは光栄なこと｡全力でいきます｣と気合を入れた｡

若さあふれるメンバーを指揮する原監督は
｢選手の個性を引き出して､胸と胸とをつき合わせて戦いたい｣と力強く言い切る｡
昨年は1勝1敗で引き分けた｡今年は若き力を全面に出して2連勝を狙う｡

(2010年7月6日)

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