西武・石井一 日米30球団斬りを達成!!
19日、偉業達成の瞬間に西武ドームが沸いた。
この日行われたセ・パ交流戦、西武対ヤクルトの2回戦。先発出場した西武の石井一久は九回を2失点で投げきり、片岡のサヨナラ打で2年ぶりの完投勝利を挙げた。
これで石井は史上9人目となる12球団からの勝利を達成。日本シリーズの近鉄とメジャー時代を合わせると、日米30球団からの勝利という偉業を成し遂げた。

勝利の瞬間、石井はベンチを飛び出すと、サヨナラを放った片岡と熱く抱擁して喜びを分かち合った。

石井が九回のマウントに上がるのは珍しい。分業制が確立されたメジャーでの経験から先発の仕事は六〜八回までと割り切っている。
同点の八回まで118球。普段なら遠慮なく交代を受け入れているが「監督に続投を聞かれて、いくと言いました。珍しく野球選手の負けず嫌いが出ましたね。(メジャー3年目だし)そろそろケジメをつけたいと思っていたので」(日刊スポーツ)と意地の2年ぶり完投。
最後の打者・吉本を渾身の138キロ直球で空振り三振にとると、グラブを激しくたたいて喜んだ。完全燃焼した136球に、片岡がサヨナラ打でこたえてくれた。

「9人目?多いじゃないですか。9人もいるなら、誰でもできるということですよ」
12球団斬りの記録も、1人目じゃなければ意味がないと鼻で笑う石井。
しかし三振にはこだわりがある。八回を除く全ての場面で奪った三振は11個。
通算40回目となる2ケタ奪三振に関しては、
「いつも6、7回で降りてるから、9回まで投げれば、まだ僕だってとれますよ」と熱く話す。

4連勝のチームは両リーグで30勝に一番乗り。
「優勝旅行の過程でいえば、荷づくりを始めたくらいですか」と語るは石井。
5度の優勝を経験したヤクルトとのケジメをつけ、西武で2度目の頂点を目指す。
(2010年5月20日)
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