絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜
[第7話]
05/25放送

4年前に起きた殺人事件の公判で、被告の木戸聡史(野中隆光)は犯行を否定する発言をした。木戸の弁護士・黒崎(小須田康人)も「自白は強要されたものだ」と裁判官に訴えた。
公判を傍聴していた泉(上戸彩)や倉田(杉本哲太)は、木戸らの発言に愕然とする…。

その事件は2006年に起きた。
殺人事件で、被害者はIT会社社長・桝山(松尾敏伸)。仕事で強引な買収を繰り返していた桝山を恨むものは多く、複数の容疑者が浮かび上がったものの、結局、犯人逮捕に至らなかった。

つい2カ月前に、当時、事件の第一発見者だった桝山の元秘書・吉岡(神農幸)の新たな情報提供から、4係が再捜査をすることになる。

新たに浮かび上がった容疑者が木戸聡史だった。当時、木戸は被害者の会社で警備を担当していた。

倉田が取り調べにあたり、犯行を自白する。ところが公判で、木戸は供述を一変し、自白は不当な取り調べにより強要されたものだと訴えたのだ。

公判を受けて、4係は再捜査を始める。
被害者の桝山については、相変わらず、金にまつわる悪い話しか出てこなかった。
泉は、桝山が書きかけで保存してあった「自叙伝」を読んだ。そこには友人の真野と一緒に会社を立ち上げたことが記されていた。

凶器として使われたのは、桝山の趣味でコレクションしていた古美術品のナイフだったが、
科捜研の調べで、それが贋作であることがわかる。4係は、桝山や横山が脱税目的で贋作を購入していた可能性もあるとみて調べ始めた。

その頃、泉は「自叙伝」に書かれていた、桝山の友人・真野を訪ねていた。すると、桝山が殺害される2週間前に真野が営むパン屋に来ていたことがわかった。真野は、桝山の強引なやり方を嫌い、経営方針の相違から決別を宣言し、そのまま別れたと言う。

捜査が進むうち、桝山がよく取引をしていた古美術商と、木戸が勤務していた警備会社が、暴力団・大和会につながっていることが判明。さらに木戸が大和会の準構成員ということがわかった。

犯人は木戸だった。桝山が心を改め、大和会とのつながりを絶とうとしたために殺害したのだ。桝山が社長だった頃会計主任で、桝山の死後、社長に就任した横山(三浦誠己)にも話を聞いたところ、身の安全を保障することを条件に、木戸と桝山のつながりを証言する。

さらに黒崎も、木戸に脅されて虚偽の発言をしたことを認めた。こうして木戸は、2度目の裁判で犯人であることが明らかにされた。

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キャスト
桜木泉 / 上戸彩(うえとあや)
特殊犯罪捜査班の巡査部長。正義感が強く、・・・
長嶋秀夫 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
特殊犯罪捜査対策室室長の警視。捜査員たち・・・
瀧河信次郎 / 桐谷健太(きりたにけんた)
特殊犯罪捜査班の巡査部長。「歩くトカゲ」・・・
高峰涼子 / 山口紗弥加(やまぐちさやか)
特殊犯罪捜査対策室の犯罪行動分析係。犯罪・・・
倉田工 / 杉本哲太(すぎもとてった)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係係長。推測・・・
深沢ユウキ / 丸山智己(まるやまともみ)
警察一の頭脳を持ち、ノンキャリア組の中で・・・
大森沙英 / 北川弘美(きたがわひろみ)
過去の事件の解明に不可欠の、科捜研のリー・・・
竹林匠 / 木村了(きむらりょう)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係法、分析研・・・

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