絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜
[第6話]
捜査の結果、今回の犯行も前回までの犯行と同一犯である可能性が高く、05/18放送
泉(上戸彩)と塚本(宮迫博之)が急行するが、既に中学校のウサギは殺されていた。
塚本に捕まりそうになって、咄嗟にナイフで切りつけて現場から逃走した春菜(福田麻由子)。部屋を調べると“動物殺傷事件”に関する記事を切り抜きが発見される。
動物虐待裏サイトの掲示板に書き込まれていた数字の羅列を解析した竹林(木村了)は、その数字が犯行予告だということを突き止めた。
それから間もなく、警察官の巡回によってインターネットカフェにいた春菜が保護された。彼女はナイフと赤い髪飾りを持っていた。
春菜は取調べで、「死刑にしてくれるなら全部話す」と言う。
所持品を調べたところ、春菜の履いていた靴から動物の血が検出された。
泉たちは春菜中学校を訪ね、春菜が“千山事件”のときに「ユキは自分のせいで死んだと泣いていた」という証言を得たのだ。証言したのは、学校飼育動物推奨会の谷口だ。
しかしその後の捜査で、春菜の犯行ではつじつまが合わないことに深沢ユウキ(丸山智己)が、まず気づいた。
ある夜、裏サイトの犯行予告をみつけ待ち伏せていると、男が中学校の動物飼育小屋にやってきた。犯人は谷口だった。谷口はナイフを取り出すと暴れだして逃走を図ろうとする。そのとき、谷口の行く手を阻んだのは春菜だった。谷口が春菜に襲いかかろうとしたとき、塚本が間一髪で谷口を取り押さえた。
春菜は動物が殺されることに悩み、一人で犯人を追い続けていたのだ!
谷口が動物を殺し続けた理由――それは「おもしろかったから」だった。
07/12
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キャスト
桜木泉 / 上戸彩(うえとあや)特殊犯罪捜査班の巡査部長。正義感が強く、真実をあばきたいという熱意が強い。
しかし仕事が遅く、つけられたあだ名は「カメ」。
瀧河からの厳しい指導と口調に反発する。
長嶋秀夫 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
特殊犯罪捜査対策室室長の警視。捜査員たちの頼れるボス。
叩き上げの刑事で、事件に対する執念は伝説となっている。
泉の愚直さや地道な努力を買っている。
瀧河信次郎 / 桐谷健太(きりたにけんた)
特殊犯罪捜査班の巡査部長。「歩くトカゲ」と呼ばれる特殊犯の精鋭。
記憶力と空間認識能力が卓越しており、追跡監視に高い能力を発揮する。
仕事ができない桜木にあきれかえっており、マイペースさにペースを乱されている。
高峰涼子 / 山口紗弥加(やまぐちさやか)
特殊犯罪捜査対策室の犯罪行動分析係。犯罪プロファイリングのエキスパート。
仕事と家庭のバランスを取っている、働く女性の代表格。
倉田工 / 杉本哲太(すぎもとてった)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係係長。推測ではなく確たる証言を重視する。
慣れないハイテク機器の捜査に戸惑うが、必要な情報は誰よりも早く手に入れ、
部下を正しい道へと導いてくれる。
深沢ユウキ / 丸山智己(まるやまともみ)
警察一の頭脳を持ち、ノンキャリア組の中で最も出世が早い警部。
本来ならエリートだが、あえて現場を選んだ天然で嫌味な男。
しかし陰ながら対策室のメンバーをサポートする。瀧河が苦手。
大森沙英 / 北川弘美(きたがわひろみ)
過去の事件の解明に不可欠の、科捜研のリーダー。
生きた人間を手術するより亡くなった人の方が楽と考え、法医学を志した。
女性に対してドSな性格。
なんだかんだと桜木をいじり、その反応を楽しんでいる、
竹林匠 / 木村了(きむらりょう)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係法、分析研究員。
画像や音声分析のプロで、インターネットに強い。
今は上司である倉田にハイテク機器の扱いを伝授している。
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