プロポーズ大作戦
[第1話]
2007年4月15日。辛うじて目を覚ました岩瀬健(山下智久)。寝ぼけながらもスーツを着てタクシー捕まえ、幼なじみである吉田礼(長澤まさみ)の結婚式に向かう。会場で既にウエディングドレスを着た礼は、教会の控え室で親友・奥エリ(榮倉奈々)と式を待ちわびていた。04/16放送
健は渋滞にはまってしまい、仕方なくタクシーを降り走って会場へ。会場入り口では高校時代からの友人・榎戸幹雄(平岡祐太)と鶴見尚 (濱田岳)が待っており、なんとか開始時間には間に合った。
式が始まり父・吉田貴礼(森本レオ)と入場する新婦・礼。新郎・多田哲也(藤木直人)との誓いのキスを見て、健は激しく後悔の念にかられる。そんな健の姿を陰から見ていた人物が…。
健は披露宴でのスピーチを頼まれ「人生で1番好きな相手は、失おうとするまさにその瞬間に、この人だったと気付くのである」と述べ、参列者の胸を打った。
その後も式は何の問題もなく進んでいき「結局俺は、礼に何にもできなかった」と後悔するばかり。スライドに部活動の頃の礼らが映った時「やりなおしてぇなあ。あの頃に戻ってもう1度やり直したい。もう1度もう1度・・・・・・。」とつぶやく。
すると突然、賛美歌と鐘の音が響き、神々しい光が健を包む。「オスカー・ワイルドはこう言った・・・」いきなり健の横でうんちくを並べだしたのは、見知らぬ中年男(三上博史)だった。
男は健のエビフライを勝手に食い、交換に時間を戻してやると言った。健は半信半疑のまま男に言われた呪文を唱える。「ハレルヤ・チャンス」
目を開けると健はユニフォーム姿で球場に居た。もちろん2001年、スライドの写真とおりの場面だ。記憶の通り三塁打を打った健は走る。そして次の尚の三振で試合は終るはずだった。
「このままじゃ何も変わらない」
健は三塁ベースを蹴飛ばしホームへ突進する。だが結果滑り込みアウト。終了後の記念撮影の眩しいフラッシュ。目を開けるとスライドショーの真最中だった。夢だったのか。
ところが、写真の礼が笑顔に変わっていた。
健は現れた妖精にもう1度と頼み込むが、「2回目は無い」とそっけない。
「同じ写真に2回飛ぶ事は不可能だ」
「違う写真なら?」健は心を弾ませ次の写真に目をやるのであった。
06/25
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第1話
キャスト
岩瀬健 / 山下智久(やましたともひさ)長澤まさみ演じる吉田礼の幼馴染み。礼に想・・・
吉田礼 / 長澤まさみ(ながさわまさみ)
山下智久演じる岩瀬健の幼馴染み。幼馴染み・・・
多田哲也 / 藤木直人(ふじきなおひと)
長澤まさみ演じる吉田礼の結婚相手。主人公・・・
奥エリ / 榮倉奈々(えいくらなな)
長澤まさみ演じる吉田礼の一番の親友。
鶴見尚 / 濱田岳(はまだがく)
榎戸幹雄 / 平岡祐太(ひらおかゆうた)
山下智久演じる岩瀬健の親友。過去に戻った・・・
妖精 / 三上博史(みかみひろし)
伊藤松憲 / 松重豊(まつしげゆたか)
根津重人 / 渡部豪太(わたべごうた)
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