秘密
[第4話]
11/05放送

直子の葬式も終わり、平介(佐々木蔵之介)と藻奈美(=直子)(志田未来)には今までのように生活を始めた。しかし直子の骨壷は居間に奉られたままだった。

平介は藻奈美(=直子)に「征子とは二度と関わらない」と話をしていたが再び会い、梶川名義の通帳とサワダミカコの住所と電話番号が書かれたメモを預かってしまう。

ある日、直子の母の七回忌を知らせる連絡があった。藻奈美(=直子)の希望で、2人は七回忌に出席するために直子の実家に出かける。もちろん実家の人たちに藻奈美の体に直子の魂が宿っていることは秘密だ。

実家に帰った2人は直子の両親や姉夫婦と楽しいときを過ごすが、藻奈美(=直子)は直子の父・三郎(河原さぶ)が作った“自慢の手打ち蕎麦”を口にした途端、思わず泣いてしまう。気遣う平介に藻奈美(=直子)は「ここは辛すぎる」と言い、明日、自宅に帰ることにするのだった。

その夜、三郎と平介が酒を酌み交わしていた。平介が直子の骨壷をお墓に納めていないことを聞くと、三郎は直子の事は早く忘れて自分の人生を歩むように促した。三郎の優しい心遣いだった。

2人の話を藻奈美(=直子)が廊下で聞いていた。すると姉・容子(村岡希美)がそっと声をかけ「お父さんは藻奈美ちゃんと平介さんのことを心配しているのよ」と言った。


その夜、直子の枕元に藻奈美が現れた。直子が「そろそろ戻ってきてちょうだい」と言うと、藻奈美はそろそろ行かなければならないと言い「ありがとう」と微笑むと、窓の外に消えてしまった。

翌日、平介と藻奈美(=直子)は自宅に帰ることに。実家が見えなくなったあたりで、藻奈美(=直子)は急に「車を止めて」言う。藻奈美(=直子)は車を降りると、惜しむように実家のほうを眺め「2度と実家には行かない」と言った。藻奈美(=直子)の言葉を聞いた平介は“自分だけが直子の本当の家族なのだ”と心の底からそう思うのだった。

その後、遺族会が催された。バス会社側は一人当たり3600万円の示談金を提示、遺族側と示談が成立した。そこには征子の姿はなかった。

バス会社を出た後、平介は征子の携帯電話に電話をかけるが電話に出ない。すぐに“征子”から着信があったが電話してきたのは征子の娘だった。征子は入院しているそうだ。平介は征子の娘を心配するが、征子はときどき入院をするらしく慣れているようだった。

その夜、平介は藻奈美(=直子)に示談が成立したことを報告する。それを聞いた藻奈美(=直子)は「直子の墓を立てよう」と言い出した。その時、平介は激しい吐き気に襲われる。そしてあらためて直子を失った深い悲しみを味わった。そんな平介の姿を見た藻奈美(=直子)は何か考えているようだった…。

それから1カ月後。2人は直子の墓を立てて納骨した。納骨後、藻奈美(=直子)は「これからは平ちゃんをお父さんと呼ぶね!」と笑った。直子は藻奈美として、これからの人生を過ごすことを決めたのだ。

藻奈美(=直子)の言葉を聞いた平介は…。

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キャスト
杉田藻奈美 / 志田未来(しだみらい)
直子と共に乗っていたバスが崖から転落。直・・・
杉田平介 / 佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)
電機メーカーに勤務する平凡な夫であり、父・・・
橋本多恵子 / 本仮屋ユイカ(もとかりやゆいか)

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