コードブルー
[第5話]
受付で暴れまくり、警備員に止されている真壁（阿南健治）。彼は「三井（りょう）に妻と息子を殺された」と叫んでいる。07/31放送
そんな騒ぎのなか、白石（新垣結衣）は松原の異常に気づくが、その瞬間、彼は倒れてしまった。MRI検査の結果、左前頭葉の脳腫瘍と脳ヘルニアを併発していた。
手術を担当する藍沢（山下智久）と白石は、松原の息子・俊夫（田口主将）たちに、とその妻・春江（佐野珠美）に「手術をしたら２度と秀治の意識が戻らない」と説明し、投薬治療を勧めるが、俊夫たちの判断は「延命できるなら」と、手術を望んだ。藍沢は白石に本人の意思を確認するように頼んだ。
あわただしい業務のなか、新たなドクターヘリの出動要請が入る。工場現場で爆発事故があり、負傷者が出ているそうだ。緋山（戸田恵梨香）は三井とともにヘリポートに向かうが、黒田（柳葉敏郎）緋山ではなく森本（勝村政信）に出動を依頼する。
現場は一報とは全く違い、負傷者は多数に及んでいた。黒田は藍沢・白石・緋山の３人に「患者搬送で戻ったドクターヘリに乗り込んで現場に行くよう」指示する。その間、三井たちは負傷者たちに治療の優先順位を示すタッグをつけていた。到着した３人は、手分けをして治療にあたる。
白石は、現場で助けを求める声を聞き近寄ると、作業員・横山（山崎裕太）の腹部は鉄筋が貫いていたのだ。藍沢はこの状態ではレスキュー隊が間に合わないことを察知する。危険な状態なった横山は、藍沢に「これから生まれてくる３人目の名前を妻に伝えてほしい」と頼み、やがて危険な状態に陥ってしまう。藍沢は一か八か横山の腹部に刺さる鉄筋を抜こうと提案する。その間に手術中の黒田と連絡がつき、「鉄筋を抜くなら、開胸し、心臓に近い部分の動脈を止めて、それから行うよう」藍沢に指示をする。白石、冴島のサポートで現場でのオペに挑み、動脈を止めることに成功する。藍沢たちによって横山の腹部から鉄筋から外されたが、次の瞬間、心臓が心室細動を起こしてしまう。直接、手で心臓マッサージを行うも、横山の心臓は動かない。誰もが諦めかかったその時、藍沢が力を込めて横山の胸を叩いた。すると横山の心臓は再び鼓動を蘇らせ、横山を救命救急センターに搬送した。
エレベーターのなかで三井は黒田に、「フェローたちに現場で開胸手術をさせたのは危険すぎるのでは」と投げかける。黒田は「冷静で患者に感情移入しない藍沢だったからやらせた」と反論し、フェローと昔の自分を重ね合わせるのはやめるようと三井に告げた。三井はかつて、同じように現場で緊急の開胸手術を行い、真壁の妻とお腹の子どもを救えなかったことを悔やんでいたのだ…。
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第1話
自らの医療技術に絶対の自信を持つ若きフライトドクター候補生。知識も豊富で、更なる技術を得るためなら努力は惜しまない…。
軽症の患者には全く興味がなく、重症患者を担当したがる。
医者になるべく生まれてきたフライト・ドクター候補生。
医療センスは抜群だ。経験を積んで、段々、医師としての自覚が芽生える。藍沢耕作のことは理解できないでいる。
大学の救命センターに勤務している。フライトドクター専門研修生（フェロードクター）。自分のフライトが、他の研修生がいることで減るのが、正直、嫌だ。仕事に積極的な女性。
現役フライトドクター。現在は産婦人科と新生児医療を専門としている。
救命救急部の部長。離島やへき地などでの勤務を経験してきた苦労人。医師の抱える辛さや悩みをよくわかっている人間。
耕作や恵と同様、フライトドクター専門研修生。
明るく、お調子者。技術に劣等感を感じている。
常にプレッシャーをかけられる、救命センターの仕事に向いていないと感じている。
現役フライトドクター。整形外科医。黒田や耕作など、医療の仕事が全て、というスタンスを嫌う。プライベートを大切にしていて、「ドクターも家庭人」がポリシー。ところが、以外にも、妻も子供もいない。
技術的に優秀な医師。
航空会社勤務。超ベテランパイロット。常に冷静。時として、大胆な決断も可能な人間。
優秀な脳外科医の代表のような人物。救命センターで処置できない脳損傷患者を担当。その技術は折り紙付きで、フライトドクターの黒田と同期ながら、最年少で部長職についている。黒田とはライバル。
救命救急センターの優秀なフライトナースで最年少だが、医療センスが良く、実践経験が豊富。もともと医者になりたかったようである。「研修生は、みんなお坊ちゃん、お譲ちゃん」だと、見下したところもある。
フライトドクター。救命センターのエース的存在。専門は胸腹部外科。「外科医は才能が全て」だと考える仕事人間。研修生たちを厳しく指導する。
若年性糖尿病によって現在入院中の女の子。
病状が進行しており、右腕を切断しなければならない状態にまでなっていた。
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6834131007Y41011
Blau
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