SKE48は茶髪･巻き髪を解禁すべきか! メンバーが真剣討論でその答えは!?

AKB48のファッションリーダー的存在の板野友美を筆頭に､モデル業も行う篠田麻里子や小嶋陽菜､グループをまとめるリーダー役の高橋みなみなど､AKB48の主力メンバーで茶髪に染めている者は少なくない｡板野友美が明るく染め始めようとした際､総合プロデューサー･秋元康は｢一人ぐらい髪を染める人がいてもいいだろう｣と考えて､板野友美のギャル化を容認した｡現在は色といい髪型といい､ほぼメンバー個々が自由に決められる状況である｡

かたや､姉妹グループ･SKE48はビジュアルに関して縛りが多い｡選抜メンバーは勿論､グループ全体で黒髪に統一｡殆どのメンバーがストレートヘアーで､強烈にパーマを掛けた者もいない｡昔ながらの"アイドル＝黒髪"というイメージを保ち続けている｡
確かに清純な印象が強くなるものの､黒髪に固執する理由も現代ではもはや無いように思える｡7月2日に松村香織のGoogle＋にアップされた動画｢ぐぐたすの輪｣にて､木下有希子と松村香織が互いに意見を交わし､"自由化"を主張した｡

木下有希子は｢今までとは違うファン層を開拓するのもアリ｣だとコメント｡松村香織は｢黒髪よりも茶髪にしてその子が可愛くなるんだったら､染めるべきだと思う｣と言い｢黒髪で損してる子って絶対いる!｣と話した｡茶髪に変えることでファンの数が増えるなら､染めることでメンバーも運営側も損はしないとの見解だ｡

巻き髪に関しても､｢ストレートよりも巻いた方が可愛い子は絶対いる｣と発言｡そして木下有希子が｢女の子って､皆それぞれの可愛さがあるから､その子らしさをもっと追求して髪型でもメイクでも服装でも(個性を)出していったほうがいいと思う｣と意見を集約した｡

規制を設けることに対するメンバーが感じる問題点は他にもあった｡大きな会場のコンサートでは遠方に座る観客は個々の顔が見えないため､全体の見た目で誰が誰だか判断することを余儀なくされる｡その場面で､全員髪型が似ていると判断がしづらい｡
実際に木下有希子も､前髪をパッツンにしていた頃､遠目から見ると松井玲奈と区別が付き難くなっていた､とファンに言われたことがあると明かした｡他のメンバーとの差別化で髪型を変えようか検討した時期もあったが､自分らしさを優先して本当に己が好きな髪型を維持しているそうだ｡

松村香織と木下有希子に限らず､二人の話によれば他のメンバーでも茶髪と巻き髪を解禁して欲しいと思っているメンバーは沢山いると思われる｡
なお､元メンバーの小野晴香やチームSの出口陽は見た目はどう見ても茶髪だが､二人とも地毛だと発言しているので､20歳以上の年長組だけこっそり解禁となったわけでもない｡

SKE48主力メンバー･松井玲奈は過去ブログにて｢お仕事で染めなければいけない､なんて状況になれば染めてしまいますが､そうでないかぎりはずっと黒髪でいるつもりです(｀・ω・´)｣とファンの質問に答えていた｡松井玲奈はドラマの配役で茶髪に染めたことがある｡しかしファンからは黒髪の方が支持されている｡

似合う似合わないをきちんと判断し､ファンの意見にも耳を傾けた上で､個々が髪型を変えていくのは決して間違った行為とは言えない｡
まずは板野友美ように一人､キワモノ扱いで茶髪に染めてファンの反応を確認してみるのもアリではないだろうか｡

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