｢芸能★BANG!｣がインチキな詐欺的番組構成を謝罪! それでも反省の色は見えず!

日本テレビ系『芸能★BANG!』5月4日放送分で､視聴者に誤解を招く過剰なテロップを表示したとして､同局側は番組HPにて謝罪文言を掲載した｡

問題の内容は､OA開始当初から画面右上に"オセロ中島騒動同居占い師今夜ついにスタジオへ"と表示され､あたかもオセロ･中島知子を洗脳した渦中の占い師が登場するかのような文言で視聴者を惹き付けていたもの｡
番組開始30分が経過した頃には"同居占い師まもなくスタジオ登場!"とさらに煽った｡

そしていよいよ登場かという時､紹介されたのは"自称占い師Iさんと同居被害を受けた女性"｡いきなり話がすり替わっていたのだ｡現れたのは千主ひかるという名の占い師｡"自称占い師Iさん"と同居して詐欺的被害に遭った後､自身も占い師になったという｡

千主ひかるは同居生活がどのようなものだったのか､具体的な被害などについて赤裸々に語ったものの､当然視聴者が期待していたのは"自称占い師Iさん"の登場｡完全に裏切られた形である｡
結局番組終了まで肝心の人物は出演せず､何事も無かったかのように番組後半はテロップも別のタレントに関する内容に替わっていた｡

多くの視聴者が苦情を寄せたことを受け､『芸能★BANG!』公式HPには一時｢一部誤解を招きかねない表現があったことをお詫びいたします｣と謝罪文が掲載されたものの､5月31日時点で表示されていない｡すぐに掲載を取り止めるあたりも､まだ視聴者をナメている印象を受ける｡

『芸能★BANG+』は2011年10月から放送開始｡月曜深夜帯の枠で在京キー局視聴率1位を獲り､今年4月から放送曜日を火曜日に移動｡30分番組から1時間に枠を拡大した｡
タイムリーな芸能ゴシップをテンポよく扱う番組として人気を博していたが､今回の一件で番組の信憑性を失ってしまった感は否めない｡
謝罪文言をサラッと出すぐらいなら､週刊誌やスポーツ紙にも出ていない爆弾級のゴシップを独占発表した方が､同番組の視聴者からは信頼を取り戻せそうだ｡

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