小林尊が記録した早食いのギネス公式記録や世界記録を一挙公開!

1990年代､テレビ東京系『TVチャンピオン』で開催された｢全国大食い選手権｣で人気を獲得するようになった"大食い"は､2001年TBS系にて『フードバトルクラブ』スタートにより本格的なブームとなった｡
番組と共に出場する人物たちも"フードファイター"としてタレント的存在となる人気に｡
しかし2002年､大食いを真似した中学生が死亡する事故が発生して､日本の大食いブームは終幕を迎えたのだった｡

『フードバトルクラブ』で"ジャイアント白田"こと白田信幸とライバル関係にありトップ争いを繰り広げたのが､現在アメリカ･ニューヨークを拠点に活躍する小林尊｡
2001年にホットドッグ大食い大会で前年度新井和響が記録した25.125本(25本と1/8)を大幅に上回る50本を完食｡
一躍その名をアメリカ本土に轟かせると､2006年まで前人未到の6連覇を果たした｡
小林尊はイチローらに並び､アメリカで最もよく知られる日本人の一人にまで知名度を広げている｡

かつて"プリンス"を称された甘いルックスと痩せ体型からは想像がつかない早食いが小林尊最大の魅力｡
生まれ持った天性の肉体と才能をフル活用して､これまでに数々のギネス記録や世界記録を打ち立てた｡

ギネス公式記録として認定されている項目は､以下の通り｡
☆スパゲティ 45秒間で100g
☆ハンバーガー 3分間で10個
☆ミートボール 1分間で29個
☆ホットドッグ 3分間で6個

ホットドッグは2011年7月の｢ネーサンズホットドッグ大食い大会｣にて10分間で69本完食した記録を持っており､一見少ないように感じるが､ギネスルールとして片手のみ使用可･大きさもパンとソーセージが18cm以上､横幅(断面)6.5cm以上と定められ､これは500mlペットボトルより長く通常サイズよりも大きい｡特に両手が使えないのは､完食スピードを遅らせる｡
ハンバーガーにしても､ファーストフード店で売っているサイズと異なり､肉の重さだけで4オンス(＝約113.4g)以上でなければならず､ホットドッグと共通して片手しか使えない｡
それでもハンバーガーは前世界記録をダブルスコアで上回るなど､さすがの結果を残している｡

他にも小林尊はアメリカ国内のイベント･大会で様々な記録を樹立してきた｡主な記録を紹介すると､
☆ピザ 12分間で43スライス
☆タコス 10分間で81個
☆手羽先 30分間で337本
☆チキンソテー 12分間で5.4kg
☆ロブスターロール 10分間で41個
☆ポークソーセージ 10分間で58本

日本では中学生の死亡事故以降あまり大食い･早食いを扱う番組は減ってしまった｡
小林尊も今日本での活動は行なっていないが､天に選ばれし者たちのフードバトルをまた見てみたいものだ｡

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