きゃりーぱみゅぱみゅの｢きゃり語｣マニアック徹底解説!

2011年､日本テレビが猛烈にプッシュする読者モデルといえば､ファッション誌『KERA』『Zipper』に登場するきゃりーぱみゅぱみゅである｡

『ズームイン!!サタデー』『スッキリ!』『ZIP!』と朝の情報番組でこぞって取り上げ､4月19日放送の『スター☆ドラフト会議』では"かわいいのに変顔する読モ"のキャッチフレーズで次期スター候補として紹介するイチ押しぶり｡

彼女は自身のブログで頻繁に自撮りの変顔写真を掲載しており､鼻の下を伸ばしたり白目を剥いたり不気味にニヤけたりと顔が命のモデルとは思えない行動がファンの反響を呼び､見事な変顔写真を載せたエントリーほどコメント数が伸びる現象が起きている｡

もう一つ､きゃりーぱみゅぱみゅを知る上で欠かせないのが､いわゆる｢きゃり語｣｡
木村カエラがブログ内で｢最近ハマってる､きゃりーちゃんのBLOGをみて､おほほほほ｡かわいすぎて､キレそう｡｣と発言｡佐田真由美も｢なんか毎日ブログ読んでると自分が高校生だった時思い出すのさ～｣と己の過去に照らし合わせながら彼女のブログを閲覧している事が発覚し､｢きゃり語｣の存在が徐々に認知され始めた｡

最も代表的な言葉は､木村カエラも文章中に使っていた"キレそう"という言葉｡
類義語は良い意味で使う｢ヤバい｣と近い｡
特に"～すぎてキレそう"と言う場面が多く､｢おいしすぎてキレそう｣などがその主たる例｡

他に絶対押さえておきたいきゃり語は"デュクシ!"と"ハァハァ"で､"デュクシ!"は本人いわく特別意味はないとのこと｡
｢アメリカンデュクシ!!!｣｢くまやばいけど夜更かしデュクシ!｣など最近ではブログ記事のタイトルに使用するケースも目立つ｡
少し発展形では､｢これ(定期券)を改札でデュクシするの｣と英語の"do"と同じような万能の意味をなす言葉だ｡

"ハァハァ"は｢関西弁にハァハァしました｣｢萌え萌えハァハァ｣といった具合に､興奮しすぎて息が荒くなってしまう状態を表す語｡
同じく発展形では､｢皿うどんハァハァタイム｣など"興奮した状態で～する"という意味でも使用されている｡

ここまではきゃりーぱみゅぱみゅ自身も頻繁に使うベタなきゃり語を紹介してきたが､次からちょっとマニアックで使い方が難しい語を紹介する｡

彼女が写真を掲載する際たまに登場する"ワチャワチャ"は､5～6人以上の人と一緒に撮った写真に対して使う｡
"人が沢山映っている"ことを表す状態を考えていいだろう｡

文末で稀に出てくる"キュルリ～ン☆"は｢ガールズトークで盛り上がりました恋愛話!キュルリ～ン☆｣｢『はきゅ』って言うと1番かわいいアヒル口が出来るんだって～(´･_･`) キュルリ～ン☆｣といった風に使い､"デュクシ!"と似て特別な意味はないが､気分がアガった時にサラッと言ってみるのが良し｡

"フゥアッ!フゥアッ!"も"キュルリ～ン☆"と似て､テンションが高いときにその気分を表現する言葉の一つ｡
｢初地方フゥアッ!フゥアッ!｣や｢おはよフゥアッ!フゥアッ!｣などときゃりーぱみゅぱみゅは使っている｡

｢わくわくウリィイイイイイイイ!!!｣｢超嬉すぃいいいいいいいい!ウリィイイイイイイイイイイイイ!｣と使用する"ウリィイイイイイイイ"は､｢イェーイ｣の同義語でとにかく喜びを表現する時に使える｡

擬声語(擬音語と擬態語)を突発的に使うケースも多く､｢めそめそ｣｢ぱくぱく｣と感情を表す物など多用でき､｢ざっくざっくかたかたねりねりじゅーじゅーうまおシャキーン! キラキラうまお｣とほぼ擬声語だけで書かれたブログ記事もあった｡

一見奇怪な単語だらけだが､ハマるとついつい使いたくなってしまぐらい"キレそう"な｢きゃり語｣の数々｡
彼女に憧れる人はぜひ､これを参考に"デュクシ"してみよう｡

◆関連ニュース